青崎有吾著『地雷グリコ』が第77回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】にノミネート！！
文芸・カルチャー 公開日：2024/3/15
2024年3月15日（金）に第77回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】（主催：一般社団法人日本推理作家協会）の候補作が発表され、KADOKAWAより刊行しました、青崎有吾著『地雷グリコ』（23年11月刊）が選出されました。選考委員会ならびに発表は5月13日（月）に行われる予定です。
2月に発表された、第24回本格ミステリ大賞【小説部門】（主催：本格ミステリ作家クラブ）の候補作品にも選出されたばかり。さらに、「第7回飯田賞」を受賞と注目を集めている本作品。
ぜひこの機会にチェックしてみてください！
★一般社団法人日本推理作家協会
公式サイト http://www.mystery.or.jp/
公式アカウント @mwjsince1947（https://twitter.com/mwjsince1947）
★「第24回本格ミステリ大賞」ノミネートに関するニュースリリース
https://kadobun.jp/news/award/7ugc29gtrqsc.html
青崎有吾『地雷グリコ』
◆あらすじ
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(｢地雷グリコ｣)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(｢坊主衰弱｣)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――。
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全５篇。
書誌情報
作品名：地雷グリコ
著者名：青崎有吾
発売日：2023年11月27日（月） 電子書籍同日配信
定 価：1,925円（本体1,750円＋税）
頁 数：352頁
体 裁：四六判並製 単行本
装 丁：川名 潤
ISBN：9784041140468
発 行：KADOKAWA
初 出：
地雷グリコ……「小説屋sari-sari」2017年11月号
坊主衰弱……「カドブンノベル」20年11月号
自由律ジャンケン……「小説 野性時代」22年3月号
だるまさんがかぞえた……「小説 野性時代」23年2月号
フォールーム・ポーカー……書き下ろし
詳 細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000437/
著者プロフィール
青崎有吾（あおさき ゆうご）
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻 青崎有吾短編集成』がある。
23年夏には「アンデッドガール・マーダーファルス」がTVアニメ化、「ノッキンオン・ロックドドア」がTVドラマ化され話題となった。現在「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の『ガス灯野良犬探偵団』（漫画：松原利光）の原作も担当。
