【読む前には戻れない】浅倉秋成の最新小説『家族解散まで千キロメートル』〈衝撃のラスト1行〉95ページまで特別配信中&「喜佐家’s すごろく」デザイン公開!

文芸・カルチャー

公開日:2024/3/26

「一月一日は元日であり、喜佐家にとっては家族解体の三日前だった。」3月26日発売!



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2024年3月26日(火)、KADOKAWAは、伏線の狙撃手として注目されているミステリ作家・浅倉秋成氏の最新長編小説『家族解散まで千キロメートル』(略称:家族千キロ)を刊行しました。
★特設サイト https://kadobun.jp/special/asakura-akinari/kazoku1000km/

教室が、ひとりになるまで』(角川文庫/21年1月刊)は高校のクラスに隠された〈嘘〉を暴き、『六人の嘘つきな大学生』(略称:「六嘘」/角川文庫/23年6月刊 ※嘘=正字体です)では就職活動の〈嘘〉に切り込んだ浅倉氏。本作品は、「高校」「就活」に続く人生の転換期「家族」を題材とし、そこに埋め込まれた〈嘘〉の謎を解き明かします。
二度読み必至の仕掛けが潜む、驚愕と共感のどんでん返しミステリをお楽しみください。

「家族千キロ」TOPICS

1.衝撃の1行で終わる!95ページまでを特別公開中【試し読み 全6回】
第1回 https://kadobun.jp/trial/kazoku1000km/entry-88121.html

2.「家族千キロ」をより楽しめる!すごろく仕立てであらすじを紹介【編集者手描き「喜佐家’s すごろく」】

3.【5分でわかる!】〈家族の嘘〉をめぐるどんでん返しミステリ――作品紹介
https://kadobun.jp/feature/readings/entry-88713.html

「浅倉秋成さんってどんな小説を書く人だっけ?」
「『家族解散まで千キロメートル』、どんなお話だろう?」
そんなあなたの疑問を5分で解決!
はじめましての方も、浅倉作品を読んだことがある方も、今作のことが少しでも気になったら、まずは本記事を読んでみてください。

「家族千キロ」について

◆あらすじ
〈家族の嘘〉が暴かれる時、本当の人生が始まる。どんでん返し家族ミステリ

実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?

◆書誌情報

作品名:家族解散まで千キロメートル
著者名:浅倉秋成
発 売:2024年3月26日(火) ★電子書籍同日配信
定 価:1,870円(本体1,700円+税)
頁 数:320頁
体 裁:四六判並製 単行本
装 丁:アルビレオ
装 画:kigimura
I S B N:9784041145647
発 行:KADOKAWA
初 出:本書は書き下ろしです
https://www.kadokawa.co.jp/product/322309001298/

著者プロフィール

浅倉 秋成(あさくら あきなり)
1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。19年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞〈小説部門〉候補、第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉候補となる。21年に刊行した『六人の噓つきな大学生』は第12回山田風太郎賞候補、「2022年本屋大賞」ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞候補となる。22年に刊行した『俺ではない炎上』は第13回山田風太郎賞候補、第36回山本周五郎賞候補となる。その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋の準備をお願いします』『九度目の十八歳を迎えた君と』がある。「ジャンプSQ.」にて連載の『ショーハショーテン!』(漫画:小畑健)の原作も担当。



《著者手書きメッセージ》

著者既刊2作品紹介

『六人の噓つきな大学生』
映画化決定!!圧倒的共感&衝撃のどんでん返しミステリ 面白すぎて累計45万部突破!!
※電子書籍含む

◆あらすじ
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

◆書誌情報
発売:2023年6月13日(火)
定価:814円(本体740円+税)
頁数:368頁
体裁:文庫判
ISBN:9784041134016
レーベル名:角川文庫
発行:KADOKAWA
https://kadobun.jp/special/asakura-akinari/rokunin/

≪受賞・ランクイン歴≫
・「ブランチBOOK大賞2021」大賞(『王様のブランチ』TBS系毎週土曜あさ9時30分より生放送)
・「2022年本屋大賞」ノミネート
・第5回未来屋小説大賞 第2位
・「第22回本格ミステリ大賞【小説部門】」候補
・『このミステリーがすごい!2022年版』(宝島社)国内編8位
・週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門6位
・「ミステリが読みたい!2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇8位
・『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング4位

『教室が、ひとりになるまで』
本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ

◆あらすじ
北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。「全員が仲のいい最高のクラス」で、なぜ――。垣内友弘は、幼馴染みの同級生・白瀬美月から信じがたい話を打ち明けられる。「自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」“他人を自殺させる力”を使った証明不可能な罪。犯人を裁く1度きりのチャンスを得た友弘は、異質で孤独な謎解きに身を投じる。新時代の傑作青春ミステリ。

◆書誌情報

発売:2021年1月22日(金)
定価:748円(本体680円+税)
ページ数:320頁
体裁:文庫判
ISBN:9784041096857
レーベル名:角川文庫
発行:KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000403/

≪受賞・ランクイン歴≫
・「第20回本格ミステリ大賞【小説部門】」候補
・「第73回日本推理作家協会賞 長編および連作短編集部門」候補