KADOKAWA文芸編集部の3月の新刊お披露目!『六人の嘘つきな大学生』映画化で話題の「伏線の狙撃手」が放つどんでん返し家族ミステリ『家族解散まで千キロメートル』(浅倉秋成)、累計500万部突破「タクミくんシリーズ」に連なる『崎義一の優雅なる生活 愛しきリインカーネーション』(ごとうしのぶ)ほか、待望の全11作品!

文芸・カルチャー

公開日:2024/3/30

KADOKAWA文芸編集部の3月の新刊!

KADOKAWA文芸編集部がお届けする3月の文芸単行本新刊が揃いました。

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▼最新情報はこちらから!
KADOKAWA文芸編集部Xアカウント @kadokawashoseki

ごとうしのぶ『崎義一の優雅なる生活 愛しきリインカーネーション』(03月01日発売)

命を散らせてしまうなら近づかない方がずっといい。 生きていて欲しいのだ

「タクミくん」シリーズに続く、大人になったギイとタクミの物語!

容姿端麗、頭脳明晰、莫大な個人資産を有しながら
29歳にしてすべての仕事をリタイアし、日本にやってきた崎義一、通称・ギイ。
晴れて最愛の恋人・託生と甘い同居生活を送っている。

桐嶺学園高校で新卒の音楽教師の無断欠勤が続き
OB繋がりの託生が授業と吹奏楽部の指導を代理で行うことになった。
そこへ、加々見タケルという名の優秀な生徒が編入してきて……。

累計500万部突破「タクミくんシリーズ」に連なる新たな物語!
大人気シリーズ第6弾!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000779/

加門七海『呪術講座 入門編』(03月01日発売)

呪術はリアルに 使えます。

身近にある咒(まじない)から始まり、式神や結界など、日本の文化と深くかかわり常に表裏一体の関係にある呪術をわかりやすく解説。初心者でもわかりやすい、呪術の基礎知識の決定版!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322303000472/

田中空『未来経過観測員』(03月04日発売)

いつか誰かが必ず、 この地球で最後の一人になる 衝撃のSFが遂に書籍化

超長期睡眠を使い、遥か先の未来を記録し続ける職業「未来経過観測員」。借金返済のため、未来経過観測員となったモリタは、百年ごとに一度目覚めて人類史を観測することになる。希望に満ちた未来を期待していたモリタだったが、あるとき目覚めた未来で人類絶滅の危機に遭遇してしまう。進化したAIとバイオテクノロジーが生み出した不死身の怪物が地球上を埋め尽くしていたのだ。モリタは球体型のポストヒューマン・ロエイと共に地球を離れ、未来の観測を続けながら宇宙に安住の場所を探すことになるのだが……(「未来経過観測員」)。表題作ほか全二作を収録。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000778/
紹介マンガはこちら ⇒ https://kadobun.jp/news/press-release/cchfbjyokwoc.html

松井蒼馬『1面、降版します 特命記者の事件簿』(03月04日発売)

新聞社内に裏切者がいる。ネタを他社にリークしている犯人を探し出せ。

「他社にネタを流している裏切り者を探せ」。
全国紙の毎朝経済新聞で見出しとレイアウトを担当する整理記者、藤崎桃果に下ったまさかの密命。桃果は取材記者1年目に起こした誤報記事が原因で、整理部に「左遷」されていた。すっかりやる気を無くしてしまい、転職活動に夢中になっていた桃果だったが、編集局ナンバーツーの権座に呼び出され、裏切り者探しを始めることに。裏切り者を特定できた暁には、取材記者として返り咲けることを約束された。
もともと競合する2社が合併してできたこの新聞社では、派閥争いが続いていた。怨嗟、嫉妬、陰謀が渦巻く社内で、桃果がたどり着いた衝撃の真実とは?
どんでん返しの連続の新聞記者小説。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000276/
書評はこちら ⇒ https://kadobun.jp/reviews/review/entry-88233.html

秋吉理香子『殺める女神の島』(03月04日発売)

全員、悪女。この中で最も嘘つきな殺人犯は誰?

リゾートアイランドに集められた、外見と内面の美を競い合うコンテストの最終候補者。メンバーは女子高生モデル、経営者、小説家、医師、シェフ、インフルエンサー、大学院生の七人。これから二週間、互いを知りながら、高め合いながら、助け合いながら、最終選考の準備を行う。その日々を見守ってグランプリを決めるはずだった主催者が、二日目の朝、瀕死で見つかった。次々と殺人が起きるなか、巧妙に隠された参加者たちの「嘘」も明らかになっていく――。この中で、一番嘘つきの殺人鬼は誰? 最高に後味の悪いイヤミス長編!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322308001041/
インタビューはこちら ⇒ https://kadobun.jp/feature/interview/entry-88087.html

増田俊也『七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり』(03月18日発売)

前作を超える血と汗と、涙――。 最後の夏に挑む、灼熱の青春小説!

15人vs15人の団体戦「七帝柔道」。この旧七帝国大学だけの寝技中心の柔道に憧れ、増田俊也は2浪の末に北海道大学に入学した。しかしかつて無敵を誇った名門・北大柔道部は、旧七帝大同士で競う大会・七帝戦で、2年連続最下位であった。さらに増田の1年、2年の七帝戦でも1勝も出来ず、主力の上級生たちはみな引退してしまう。かつてない絶望的なチーム状況の中、果たして北大、復活なるか。副主将となった増田は主将の竜澤とともに、部内外の仲間たちに支えられながらチームを率いていく――。

あの日の少年は青年となり、因縁の戦いに向かう。
「命をかけて最下位を脱出するんだ」

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322303002086/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/nanateijudoki2/entry-87768.html

魚崎依知子『夫恋殺 つまごいごろし』(03月21日発売)

その怪異は、愛情を殺意に変える……。あなたを壊す侵食型ホラー。

かけつぎ職人の澪子には、結婚十年になる夫の真志がいる。多忙な刑事である真志とはすれ違いの生活が続いていた……。ある日、かけつぎの師匠である叔母の店に、初恋の相手で幼馴染の泰生が現れる。時を同じくして、澪子の住む町では訳ありの夫婦が相次いで亡くなる不審な事件が起きる。捜査に異常な執着を見せる真志、親切顔で過剰に干渉してくる泰生。そして澪子には「ころして」と囁く奇怪な声が聞こえるようになり――。「愛しいあなた、死んじゃえばいいのに」

第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈特別賞〉受賞作。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000880/

米澤穂信『愛蔵版〈古典部〉シリーズIII ふたりの距離の概算・いまさら翼といわれても』(03月26日発売)

著者デビュー20周年企画第3弾。青春ミステリの金字塔シリーズが愛蔵版に

〈古典部〉シリーズ第5作『ふたりの距離の概算』と第6作『いまさら翼といわれても』を合本し、函入り単行本に。 最新短編「虎と蟹」「三つの秘密」も収録したファン必携の1冊。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000236/

浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』(03月26日発売)

〈家族の嘘〉が暴かれる時、本当の人生が始まる。どんでん返し家族ミステリ

実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322309001298/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/kazoku1000km/entry-88121.html
特設サイトはこちら ⇒ https://kadobun.jp/special/asakura-akinari/kazoku1000km/
作品紹介はこちら ⇒ https://kadobun.jp/feature/readings/entry-88713.html
すごろく仕立てのあらすじ紹介はこちら ⇒ https://kadobun.jp/news/press-release/entry-88943.html

春海水亭『致死率十割怪談』(03月26日発売)

はてなインターネット文学賞、カクヨム「ご当地怪談」読者人気賞受賞作!

読者の度肝を抜く勢いで怖さと笑いを届けるデビュー作。はてなインターネット文学賞、カクヨム「ご当地怪談」読者人気賞受賞作品と書き下ろし60枚を含む渾身の作品集!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000037/

直島翔『テミスの不確かな法廷』(03月26日発売)

社会に交わり、 ままならぬ心身と向き合い、 罪を裁く。

任官七年目の裁判官、安堂清春(あんどうきよはる)は、東京からY地裁に赴任して半年。幼い頃、発達障害と診断され、主治医のアドバイスを受け、自身の特性と向き合ってきた。
市長候補が襲われた詐欺未遂と傷害事件、ほほ笑みながら夫殺害を告白する女性教師、「娘は誰かに殺された」と主張する父親……。さまざまな事件と人との出会いを通じて、安堂は裁判官として、そしてひとりの人間として成長していく。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000040/