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岡本太郎の見た日本

岡本太郎の見た日本

岡本太郎の見た日本

作家
赤坂憲雄
出版社
岩波書店
発売日
2007-06-26
ISBN
9784000223911
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岡本太郎の見た日本 / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁冊

芸術は全人間的に生きることだ、ただ絵を描くだけの職人にはなりたくない、だから民族学をやった(傍点、45頁)。伝統を知ることは自分を知る ことだ、伝統とはわたしの内にある、という(63頁)。東北は、馬と共存し、ひとつ屋根の下に暮らし、ほんとうに苦しいときは、馬だけに語り、憎み、愛し、生きるものとして、隔てるものはない。密接なからみあいははかり知れない切実な問題を秘めていると太郎は述べていた(138頁)。

2014/10/03

tsubomi

2019.01.22-04.28:縄文と沖縄の世界に魅了され、東北各地と沖縄、そして韓国を旅して確立された岡本太郎独自の文化論と世界観。最終的に太郎が目指した「世界的であると同時にローカルな新しい伝統の創出」にいたるまでの過程を、青年時代をすごしたパリでの生活とジョルジュ・バタイユとの出会いや秘密結社「アセファル」への参加、パリ大学民族学科でオセアニアを専攻し、マルセル・モースの弟子となったことを含めて丁寧に紹介。太郎の旅と著作からの引用もそれぞれに印象的で、思索の行程を一緒に辿る旅をしているよう。

2019/04/28

メルセ・ひすい

9-22 ★5  レヴィ=ストロース様と同級生! それだけで尊敬 真似でもいいからストロース様グライ100歳まで生きてほしかった。 ∴ジョルジュ・パタイユの思想を携えて、柳田・熊楠と文化人類学(失礼!民俗学)でも勝負を張って欲しかった。天才万歳! コーフン気味で涎がたれました。 没後、あらためて再評価が巻き起こりつつある岡本太郎。その多様な活動のうち、「縄文土器の発見」から東北、沖縄へと展開されていった独自の日本文化再発見の道行きを、気鋭の民俗学者が鮮やかに読み解く。

2007/09/05

となりびと

岡本太郎の民族学的な視点にフォーカスし、その著作や言動を分析した一冊。芸術家ではない岡本太郎の面が丁寧纏められているように思えた。パリ時代にバタイユ、モースといった存在に出会い、世界的な人になろうとして自分が何者かという問いが立ちはだかり、ルーツとしての日本に向き合う。言動は奇抜な印象が強いものの、考えや行動はとても単純でいて正直な人であることがよく伝わった。何か直感的に感覚手に気になることがあればその根源を追及するひとであったのだろう。 岡本太郎が追いかけ、掴もうとしていた何かがよくわかる内容だった。

2017/12/18

Tadashi_N

岡本太郎の職業は「人間」と思わせる、興味を持つ分野の幅の広さ

2012/12/17

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