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さようなら、ゴジラたち――戦後から遠く離れて

さようなら、ゴジラたち――戦後から遠く離れて

さようなら、ゴジラたち――戦後から遠く離れて

作家
加藤典洋
出版社
岩波書店
発売日
2010-07-29
ISBN
9784000230353
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さようなら、ゴジラたち――戦後から遠く離れて / 感想・レビュー

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ミツ

1995年に発表され、様々な批判と論争を巻き起こした『敗戦後論』から15年の間に書かれた『敗戦後論』関連文章集。『敗戦後論』補論として理解の助けとなると共に、アメリカでの9.11同時多発テロや日本での改憲を巡る議論の活発化、クールジャパン戦略など時流の変化を掬い上げて更に論を補強、修正している。目当てで読んだ表題作の『さようなら、ゴジラたち』はゴジラ好きたる著者の評判に漏れぬマニアックさと、戦争の死者とゴジラを絡めた魅力的な考察であった。今後是非とも本格的な『シン・ゴジラ』評を書いてもらいたい。

2016/09/25

giant_nobita

ハローキティに口がないことを、グローバリゼーション時代の支配的言語である英語を使えない日本人の象徴として論じるのは変化球としてはありかもしれないが、ハローキティが少女向けのカルチャーの中から出て来たことや、女性からの支持が圧倒的であるという事実を無視して、戦後の日本という大きな問題だけを論じるのは無茶だろう。常に無表情で口元の部分が×になっているミッフィーはどうなのかという疑問も湧いてくる。

2014/10/09

hyoro

大学に入って忙しくなった。でもそれは読書ができないほどの忙しさではない。ではなぜ現に読めていないのか。本書の中で加藤さんは「戦後は一度死んだ方がいい」ということについて話している。戦後というバトンを地面に置くべきである。バトンをどのように渡すかが渡し手の問題であるとすれば置かれたバトンを拾うべきか、は受け手の問題であるからだ。受け手が拾う必要なしと判断すればバトンは地に落ちたままである。「手中のバトン」という文脈から若い人は自由である。だから若い人によってバトン=思想は験されるという。本も同様だと僕は思う

2011/10/14

やま

授業のため再読

2014/05/30

時折

「戦後を敗戦以後、考える」がよかった。この成熟観は、日本を捉えるうえでとても貴重な視点だと思った。

2011/08/21

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