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「かざり」の美術 (辻惟雄集 第1巻)

「かざり」の美術 (辻惟雄集 第1巻)

「かざり」の美術 (辻惟雄集 第1巻)

作家
辻惟雄
青柳 正規
河野 元昭
小林 忠
酒井忠康
佐藤 康宏
山下 裕二
出版社
岩波書店
発売日
2013-06-28
ISBN
9784000286510
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「かざり」の美術 (辻惟雄集 第1巻) / 感想・レビュー

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さっちも

浮世絵が印象派に強く影響を与えた事は間違いないが、何が西欧にとって新鮮であったか。当時のフランス人美術評論家シェスノーに言わせると、例えば、北斎漫画にみられるような、すばらしい生気と明快さを備えた、日本のデッサン、その「茶目っけと皮肉を含んだカリカチュール」を絶賛し、人間や動植物の形を描くのに、それらが持っている特徴的な性格、生気や表情を的確に際立たせてゆくやりかた。強調やかざりの美学というべき所を絶賛している。日本人は元来リアリズムより、遊び心やユーモアなど生を肯定する情動性に惹かれ表現してきたらしい

2020/06/21

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