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ガラガラヘビの味――アメリカ子ども詩集 (岩波少年文庫)

ガラガラヘビの味――アメリカ子ども詩集 (岩波少年文庫)

ガラガラヘビの味――アメリカ子ども詩集 (岩波少年文庫)

作家
アーサー・ビナード
木坂涼
しりあがり寿
出版社
岩波書店
発売日
2010-07-15
ISBN
9784001141962
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ガラガラヘビの味――アメリカ子ども詩集 (岩波少年文庫) / 感想・レビュー

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NAO

一番最初のイヴ・メリアム「詩の食べ方」が、なんともいい。詩を食べ物にたとえて、その接し方(食べ方)を伝授。私も、小さいときこんなふうに言ってもらえていたのなら、もっと詩を楽しく読めたかも。ホイットマンの「天文学のえらい先生の講演を聴いて」は、かなり風刺がきいている。難しい講演を室内でありがたがって聴いているより、外に出て空を見上げたら、って、確かにそうだよね。

2020/04/08

おはなし会 芽ぶっく 

アメリカ子ども詩集。子どものために書いた詩の本、アーサー・ビナードさん、木坂涼さんご夫妻の翻訳。 『イヴ・メリアム』詩の食べ方 『ジャック・プレラツキー』ホットケーキ・コレクター/おとうと/近所にひっこしてきた子/カキのクシャミ?/鉄のケツがひつよう/お手玉名人クララちゃん/スパゲッティのたね 『マーシー・ハンス』発射 『レイチェル・フィールド』摩天楼/夏の朝/人による/なにかが雁たちに/わたしのなんでも屋 『マーガレット・ワイズ・ブラウン』どうして はるが きたって わかる?/ひみつの うた →

2020/03/08

なま

★4.2 様々な詩人の作品の内、小学生から老若男女が読めそうな物をアーサービナード&木坂涼夫妻が訳したアンソロジー。詩人ごとにまとめられており、各扉に詩人の簡単な経歴もルビ付きで紹介されている。科学と自然の力、公式と非公式の場での努力や成長の比較が面白い「発射」、その他にも「親の意味」「人による」「雪落とし」等、他にも素敵な詩がおさめられている。現代詩でも、こんな感じの本が欲しくなる。

2023/10/14

anne@灯れ松明の火

読友さん、ご紹介本。副題の「アメリカ子ども詩集」を見た時は、一瞬、「子どもの詩を集めたもの?」と勘違い。子どものための、アメリカの詩人を集めたものだった。”詩って、難しいものではなく、楽しいものなんだな”と思わせてくれる。それにしても、外国の詩を日本語に訳すって、文章以上に大変だろうなあ。表題作も書いている、オグデン・ナッシュの風刺の効いた詩が楽しかった♪

2011/07/14

ぱせり

有名無名関係なく、もしこの本にとりあげられた詩たちに共通点があるとしたら、敷居がすごく低い、ということ。それは訳にもよるのかもしれない。詩人とただの人の境を簡単に飛び越して、だれでも詩人になれるような気がするし、この詩の続きを歌っている気持ちになる。それが楽しい。

2010/08/12

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