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八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)

作家
金原瑞人
佐竹美保
出版社
岩波書店
発売日
2010-07-15
ISBN
9784001146028
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八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

まさにタイムリーな1冊。自分場合本書の続編『南からきた男』読んで興味を持ち本書を手に取った。13篇からなるショート・ストーリーから編まれている。中でも自分的に面白いと思った作品はエドガー・アラン・ポーの『こまったちゃった』であり、原題は”The Scythe of time"で直訳すれば(刈り入れ時)とすべきか?まさにその通りの内容。次に本タイトルにもなっているW・F・ハーヴィーの『八月の暑さのなかで』(”August Heat")で怪奇小説のらしさからいえば、俊逸とも呼べる物語。

2017/07/29

nuit

短編の名手たちによるホラー短篇13編。表題作W.F.ハーヴィーの『八月の暑さのなかで』はもちろん、全ての作品がハズレなしの傑作揃いです。いくつか読んだことのある作品もありましたが、金原瑞人さんの翻訳により、より一層楽しめました。中でもサキ『開け放たれた窓』、ローズマリー・ティンパリー『ハリー』、L.P.ハートリー『ポドロ島』はお気に入りです。何度でも読みたい作品です。

2017/05/01

mocha

金原瑞人氏が選んだ英米13作品。冒頭エドガー・アラン・ポー『こまっちゃった』でガツンとやられた。ハーヴィー『八月の〜』サキ『開け放たれた窓』は既読だが、どちらもキレのある傑作。ダール『お願い』はどうってことない子どもの遊びがかくも恐ろしく感じられることに驚愕。レノックス・ロビンスン『顔』はファンタジックで好み。フランク・グルーバー『十三階』は正統派で面白い。ローズマリー・ティンパリ『ハリー』は母目線の話だからか一番怖かった。真昼の陽光に溶けていくような恐怖譚。

2018/08/12

グレ

八月の暑さのなか無心に墓を彫る石工の前に突如現れた男は…。見知らぬ二人の悲劇を不気味に描いた表題作をはじめとするホラー短編集を、八月を一日過ぎつつも読了。«ポドロ島»の謎の化け物。ロビンスンの«顔»はアイリッシュ雪女!? 時の狭間に落ち込むグルーバーの«十三階»は、まるでアウターゾーン。ブラウンの«後ろから声が»は、短気男の勘違い悲劇…。デラフィールドの短編では、鈍感愚鈍な男にはルヴナン≒幽霊ですら手が出せない。。あのラブクラフトにも影響を与えたダンセイニ卿の作品を読めたのが(全然怖くなかけんど笑)嬉し◎

2020/09/01

aquamarine

サキの作品を探していた時、偶然ヒットした短編集。ポー、ブラウン、ダールといった短編の名手の作品を金原さんが全編新訳で編集したもので、挿絵もあってとても読みやすかったです。お目当てのサキを始め、ホラーというくくりではないだろう、と思うものもありましたがどれもとても楽しめました。「もどってきたソフィ・メイソン」「ポドロ島」が印象的ですが、意外に奇妙な話系の表題作と最後の一行で落とす「だれかが呼んだ」が好みでした。

2016/12/17

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