レイミー・ナイチンゲール
レイミー・ナイチンゲール / 感想・レビュー
かもめ通信
バトントワリング教室で知り合った性格も家庭の状況もばらばらな3人の少女は、少しずつ距離を縮め友情をはぐくむことになる…とまあ、こう紹介すればありがちな展開だと思われるかもしれないが、この物語、ちょっと変わっている。教室でで出逢った話なのにまともなレッスンは受けたためしがなく、3人とも美少女コンテストをめざしているのだがコンテストの話でもない。きわめつけは重要な役割を果たすことになる『明るく輝かしい道のり-フローレンス・ナイチンゲールの一生』というタイトルの本を最初から最後まで結局誰も読まない!(笑)
2018/03/28
mntmt
レイミー、ルイジアナ、ベバリー。この三人の子たちに、再び会いたくなりそうです。
2017/07/18
おはなし会 芽ぶっく
レイミーのおとうさんは駆け落ちして出ていってしまった。お父さんに会いたいレイミーは、美少女コンテストで優勝したら新聞に載ってお父さんが見てくれるかもと思う。ルイジアナとベバリーの二人の少女も事情をかかえながら、コンテストに出場する。
2018/12/25
naminnie
歯科衛生士と駆け落ちしたパパを取り戻りたいレイミー。 強気のベバリーに、お花畑のルイジアナ。ひょんなことから出会った3人が新しい友情を育んでく物語。ナイスYAだね。ちょっと私は年を取りすぎた。
2017/10/18
ぱせり
少女たちは、ほんとうは「取り戻したい」と一途に思っていたのだ。不覚にも失った大切なものは(それが大切であればあるほど)大抵取り戻せないものなのだ。でも、それをわかってどうするのだろう。少女たちの周りの大人たちの萎れっぱなし具合を思うと、ため息がでる。大人たちを飛び越えていく(であろう)娘たちに乾杯したい。遠く遠く飛んで行きなさいね。
2017/07/18
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