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春琴抄・盲目物語 (岩波文庫)

春琴抄・盲目物語 (岩波文庫)

春琴抄・盲目物語 (岩波文庫)

作家
谷崎潤一郎
出版社
岩波書店
発売日
1986-11-17
ISBN
9784003105528
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春琴抄・盲目物語 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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吉野ヶ里

初谷崎。良い作家だと思います。丁寧で、遊びがある文章を書くなと。『盲目物語』なんでかわからないけど、意外と知ってること多くてびっくりした。なんだかんだ私も日本人なのですな。語り手もたぶん市のこと好きだったんだろうね。解説にもあったが、盲目の語り手ってすごいと思います。あと語り手と歴史との距離の取り方が絶妙。火をつけたのはやり過ぎだったかも知れないけど、概ね調整されてたと思う。

2016/07/17

ラウリスタ~

またもや久々の日本文学。「盲目物語」は舞台が戦国時代で、ちょっと面食らうが、意外にも読みにくくはない。で、「春琴抄」、お師匠さんである、年下のお嬢さんに一生涯仕える変則的な愛の物語。読点を打つべきところで打たずに、だらーと書き続ける独特の文章が印象的。語り口こそ擬古ってるが、実は西洋の最新の文学潮流を明らかに受容したうえでの創作なのだろう。関西が舞台になっているので、静謐な地の文にまざる、ローカリティー溢れる台詞が利いている。

2012/08/04

ちゅん

美しい日本語に魅了される作品です。春琴のために共に盲目になる佐助に一途さを感じます。

2019/01/14

てり

淡々と紡がれる文章に不思議な読みやすさがあって、物語へ簡単に入り込んでいけるような感覚がある。「春琴抄」の、私からは見渡せない極致にいるような二人の関係と、谷崎のこの文章とが合わさってできる世界が、「あぁ谷崎ってこういうのだよな」としみじみ感じさせる。嫌いではない。

2018/10/16

tell me why

年々谷崎の本は生理的嫌悪感が増して、読み辛くなる。 頽廃美、お得意の足(not脚)フェチ、女と同等の立場になり寄り添う事で、現実を昇華させ夢の女をget。観念的な物語。なぜマゾヒストの要素があるのか解らなかった……。余談だが、フィクションだからこそ、うつくしく纏まる。以前、辻井伸行さんのドキュメンタリーをみた影響(ハンデを負った芸事は、並大抵の努力では到底敵わない)。

2018/07/05

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