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辻浄瑠璃 寝耳鉄砲 他一篇 (岩波文庫 緑 12-11)

辻浄瑠璃 寝耳鉄砲 他一篇 (岩波文庫 緑 12-11)

辻浄瑠璃 寝耳鉄砲 他一篇 (岩波文庫 緑 12-11)

作家
幸田露伴
出版社
岩波書店
発売日
1954-11-25
ISBN
9784003190319
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辻浄瑠璃 寝耳鉄砲 他一篇 (岩波文庫 緑 12-11) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

「日ぐらし物語」で、ねぢくり博士が出てくる(33頁~)。○○サ、という口調が続くので、話し言葉から成るとわかる。論理学よりも、数学が大切なことを説かれる。「物は或勢力より追やらるゝ時は螺旋的にすゝむ」といふ のが真理だよ、と教えている(36頁)。「辻浄瑠璃」では、京都の話題も結構出てくる。文体は1文が長いので、読点が多く、ルビ付とはいえ、旧字体でもあり、読みづらい。第八では、虎吉生れついて発明の男。疾(とく)より人間(ひと)は嘘つきぢやと諦め、 

2014/07/11

ヒラオカキミ茸

「有りとあらゆる美人どもを赤裸にして千疊敷に敷きつめの軟玉蒲團と名づけ、其中でおもふさまふんぞり返りて欠伸することも成るならばすべし」だなんて。私も殿方の六ツに割れた腹筋を切り取って縫い合わせた赤い蒲団で眠りたいわ。

2013/03/10

コノヒト

オムニバスになっている『日ぐらし物語』が面白い。中でも『ねぢくり博士』を笑いながら読む。

2020/04/06

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