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天うつ浪 前篇 (岩波文庫 緑 12-16)

天うつ浪 前篇 (岩波文庫 緑 12-16)

天うつ浪 前篇 (岩波文庫 緑 12-16)

作家
幸田露伴
出版社
岩波書店
発売日
1951-04-10
ISBN
9784003190364
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天うつ浪 前篇 (岩波文庫 緑 12-16) / 感想・レビュー

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ゆうきなかもと

キャラ設定が明確。 現代小説と異なるのは、セリフの部分は口語体で、地の文が文語体の講談調なところ。テンポが凄まじくよい。 旧仮名遣いと漢字の旧字体で書かれている。多くの人にとっては、読みにくいかもしれない。 例えば「恋で死ぬものは一人も無く、皆心気(しん)の疲労(つかれ)に堪(こら)え切れ無くなつて、おのが魂魄(たましい)を砕いて仕舞ふ」などは、「恋、気、労」が旧字体の漢字で書かれている。 内容は恋愛がメインのテーマだが…主人公の恋した相手は、病気で寝込んだまま、ほとんど登場しない…後編が気になる

2015/11/12

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