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未成年 下 (岩波文庫 赤 614-8)

未成年 下 (岩波文庫 赤 614-8)

未成年 下 (岩波文庫 赤 614-8)

作家
ドストエフスキー
米川正夫
出版社
岩波書店
発売日
0000-00-00
ISBN
9784003261484
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未成年 下 (岩波文庫 赤 614-8) / 感想・レビュー

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アリョーシャ

以前に読んだときには、終盤でひたすらハラハラドキドキしたけど、登場人物の気持ちは特にわからなかった記憶がある。今回は、ヴェルシーロフの気持ちでわかる部分があった。どんな男性も(女性も?)ヴェルシーロフになる可能性がある、なんてことを思った。

2020/11/07

tieckP(ティークP)

第三部ではいろいろな謎が明かされる。二部までで一番の謎は「なぜこの面白い作品の評価が低いか」であったけれど、その答えも残念ながら三部で明かされる。ありていに言って、三部を書くのに失敗してしまっている。ドストエフスキーはトルストイと違って人間が必死に小説を書いていて、そこがひとの共感を呼ぶのだけど(というあたりはトーマス・マンの受け売りだが)、人間だけに失敗もする。原稿料のためにページ数を引き延ばそうとした印象さえある。語り手が、その場面を語る必要性を繰り返し言い訳しないともたないようでは小説として劣る。

2013/08/02

astrokt2

未レビュー

2009/05/29

MatsumotoShuji

020803

adhvanya

きわめて乱暴な感想だが、罪と罰とカラマーゾフを足して割ったような印象を受けた。主人公のアルカージィはすばらしくよく書けており、まさしく『未成年』である。本書の主人公はヴェルシーロフだと訳者解説にあったが、私にはむしろロシアの女性がそれなのではないかと思えた。カラマーゾフと本書の大きな違いは、女性の個性、その役割の大きさなのでは。未成年にとって謎であるがゆえに憧憬である女について書いた本なのかも知れない。結末のまとめ方に漱石の『行人』を思い出し、満を持しての主題が再登場する瞬間は心地よかった。

2011/08/19

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