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村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

作家
加藤典洋
出版社
岩波書店
発売日
2015-12-19
ISBN
9784004315759
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村上春樹は、むずかしい (岩波新書) / 感想・レビュー

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佐島楓

とてもよかった。評論文の書き方の勉強になったし、指摘も鋭い。吉行淳之介は春樹さんのことを高くかっていたということを初めて知った。

2016/03/20

marco

加藤典洋の愛に満ちた村上春樹評論。村上作品はすべて読んでいるが、思わず膝を叩いてしまうような読み込みが随所に散りばめられ、村上春樹主義度がさらに高まった(笑)。「めくらやなぎと、眠る女」と「めくらやなぎと眠る女」の比較でいかに村上春樹がアップデートされたかを論じる件には舌を巻いた。さすがと言うほかない。

2016/01/17

抹茶モナカ

真っ当な村上主義者は「村上春樹解説本」の類は読むべきではない、と、されているが、ついつい読んでしまいました。加藤典洋さんの読み方は、ちょっと深読みと思い込みの傾向が昔からあるような気がしていて、でも、断定口調の文章なので、「村上春樹イエローページ」なんかで嫌な感じがしていたけれど、読んでみました。小説の解釈に正解はないとして、一つの読み方としては有効な解説が並びつつ、う~ん、出来れば、村上作品は浴びるようにして読んで、心が揺れる感じが好きなので、ここまで断定されたりするのは、やはり、嫌いですね。

2016/09/29

syota

長い中断を経て再び文学作品を読み始めた頃、村上春樹の長編を発行順にひと通り読んで、なんとなく分かった気になっていた。今回この本を読んで、実は全然分かってなどいなかったことが判明^^;『世界の終わり…』『ねじまき鳥…』『海辺のカフカ』を同工異曲と思っていたことが恥ずかしい。もちろん、本書の解釈が唯一無二ではないだろうが、それにしても村上さんの巧みな語り口と垢抜けた雰囲気に酔って、安易に読み飛ばしていた。もう一度きちんと読み直したいと思わせてくれた一冊。図書館本だが、手元に置いておこうとネットで注文した。

2020/04/06

yumiha

加藤典洋は3冊読んだが、本書が一番読み易く、ハルキストではない私だが、未読のハルキを読んでみたいと思わされた。とりわけオウム真理教被害者からの聞き書き『アンダーグラウンド』と元信者たちからの聞き書き『約束された場所で』の2冊は、全く知らず、アレクシエービッチの聞き書きとも比べながら読んでみたい。また、その直後に書かれた短編集『神の子どもたちはみな踊る』も。ハルキの著書を初期前期中期後期と分けて当時の社会情勢とも絡み合わせて、実はハルキのテーマや思惑はここ!と指し示す加藤典洋の力技に、ははっと恐れ入った。

2018/01/25

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