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文芸誤報

文芸誤報

文芸誤報

作家
斎藤美奈子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-11-20
ISBN
9784022505057
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ジャンル

文芸誤報 / 感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

、実は『星の王子さま』を一度も読んだことがない、いろんなところから翻訳が出ていて、どれを最初に読めばいいか、どこを比較すればよいか、とんとわからないからである、そもそも、『人間の土地』や『夜間飛行』を書いた壮年ヒコーキ乗りのテグジュペリという人間が、いきなり何の企みもなくピュアな子供向けの童話を書くはずがないではないか(そういえば、ヴィトゲンシュタインはじめ哲学者というものはなぜか空、そして飛行士にあこがれるものらしい)

2015/03/09

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

斎藤美奈子さんのズバリ言う書評。携帯小説全盛期の頃の書評なので、携帯小説について斎藤美奈子さんの思うところや、それらの書評などもある。今は、すっかり聞かなくなりましたね、携帯小説って。心なしか一冊の書評が短い気がするのは連載していた雑誌の都合なのでしょうが、もう少し読みたい。色々と読みたい本が増えてしまったので、しばらく書評本や本を紹介する本は読むのを控えよう。

2015/07/03

小太郎

パラパラと再読。齋藤美奈子さんは豊崎由美さんや大森望さんなどと同じで好きな書評家。この本も2005年から08年に週刊朝日に連載された書評集。173本、200冊の文芸書が彼女の俎上に上げられています。もう17年も前のことなんだと改めて月日の流れの速さに驚きます。もっと驚いたことはここに取り上げられてい作家さん結構な割合で既に筆を置いたり、活動が聞こえてこないです、あの芥川賞や直木賞でさえ。やはり書き続ける事は中々大変なんだと改めて感じました。その中でも齋藤さんが褒めてる人は生き残ってるのは、流石の慧眼。

2022/09/03

スノーマン

読んでる本も意外と多かったので、そこ突くか〜っと思わず吹き出すことしばしば。直木賞、芥川賞予報も、当たっても外れても面白いし、なんか恐ろしくもある。けちょんけちょんに貶すこともあれば、意外な作者を讃えていることもあり、斎藤さんのその公正な観察眼を信じ読みたい本がまた増えました…。

2014/04/15

コットン

文学系書評。気になる人が載っている。読メで知ったドライブ感のある作家、舞城王太郎って人気あったんだ(カルト的作家から人気作家への仲間入りになっていくのかな)。ほかにも大阪を描く柴崎友香さんやサン=テグジュペリ『星の王子さま』なども紹介されていてチョイスの仕方に高感度アップ。

2012/09/11

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