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「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策

「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策

「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策

作家
朝日新聞取材班
ヨシタケシンスケ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-12-07
ISBN
9784022515803
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「「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策」のおすすめレビュー

事故、虐待、いじめから「小さな命」を救うために――大人たちが知っておくべきこと

『「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策』(朝日新聞取材班/朝日新聞出版)

 子供が犠牲になる事件や事故を報道で知ったとしても、危険の予知というのは難しいものだ。『「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策』(朝日新聞取材班/朝日新聞出版)は、子供を亡くした遺族の証言はもちろん、専門家の協力を得て司法・行政解剖の記録(約5000件)を分析し、その対策をまとめている。

 本書は赤ん坊のうつぶせ寝による窒息事故から、よちよち歩きができるようになって起こりうる転落事故、あるいは食事における誤嚥(ごえん)事故など、年代別に潜んでいる危険を追っていく構成なので自分の子育ての状況に合わせて読んでいけるが、やはりすべてを読み通してほしい。

 たとえば、7歳の男の子がドラム式洗濯機に閉じ込められて亡くなった事故は、2015年に国内で初めて大きく取り上げられたが、実は前年とその前の年にも3件起きていたそうだ。それらの事故は「一般的に家庭内の事故は公表しない」という警察の方針によって公表されなかったという。ベランダ…

2019/1/31

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「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策 / 感想・レビュー

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sea&pink

新生児から青少年まで、病死以外のあらゆる死のケース。辛いけれど、しっかり読まなければ。乳幼児期の家庭、保育園でのSIDS、窒息、転落、溺死。児童期の交通事故。沢山のケースを検証し原因、対策を探る。そして虐待。親を糾弾するだけでなく防ぐための支援とは。年長になると学校での事故、体罰、いじめ、自殺。最終章は「社会で育てる」養子縁組について。よい面だけでなく困難な事も具体的に紹介。特に日本では子供の死は悲しいからそっとしておきたいと家庭内にとどめてしまいがち。社会で共有し対策を考え、同じ事がもう起きないように。

2019/02/05

たまきら

近所でかなり深刻な状況にある子どもたちがいることを見聞きし、夫が借りてきて読んでいます。前半は家庭内やより活発になった後の外での事故ですが、後半は虐待、妊娠、自殺といったより複雑でケースバイケースな問題に割かれています。話しやすい環境をつくりたい。けれども、それがどれほど大変なことか。まだ気持ちが近い親御さんとアイデア出しをしている段階ですが、もっと何ができるか考えていきたいと思っています。

2018/12/29

鳩羽

朝日新聞に連載していた子どもの死についての記事を、単行本にまとめたもの。子どもの事故死は年齢によって原因が異なり、年齢に応じた注意や環境の整備、社会や国を巻き込んだ教育によって、ゼロにはできなくてもリスクを減らすことができる。6ヶ月までに多い睡眠中の窒息死、小学校一年生に多い交通事故、自殺もいじめによるものから行きすぎた指導によるものまで様々で、それぞれ亡くなってしまった子どもの家族へのインタビューなどから、気をつけるという精神論だけではなく、実際に仕組みや構造を変えなければならないことも多いと感じた。

2018/12/25

にゃんこ

事故死、虐待、自殺…病気以外の原因で亡くなってしまった、小さないのち。事例をもとに、防止策などが書かれています。うちも「ちいさな命」を育てている最中なので、つらいけれど読んでみました。掲載されているお子さんの写真と、各事例を読むごとにつらさが増し、読むのがキツかった…。でも、遺してくれたメッセージを受けとって、命を守っていきたいと思いました。 ヨシタケシンスケさんの表紙絵が、温かさをくれました。

2019/02/18

やまさ

図書館本。 子どもの発達段階における事故などの問題を提起する。 リスクを事前に知っておくと、動き方が違ってくるだろう。 この本に書かれているようなことは、親になる可能性のある人間は知っておくべき。ということは、義務教育で教えるべき。障害についても、義務教育で教えていくべきだと思う。知るきっかけがあまりないから。

2019/03/16

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