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たりる生活

たりる生活

たりる生活

作家
群ようこ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-12-07
ISBN
9784022518675
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たりる生活 / 感想・レビュー

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nyaoko

前期高齢者群さんの引越しと言う苦労。断捨離と言う苦労。読んでてて頭が痛くなった。いずれ我が身に起こるのだから。自力引越しかした事ないので、引越し業者に頼むといくらするのか今持って経験が無い。恐ろしい。しかし、本当に猫を愛していたんだなぁ。

2023/06/27

よつば🍀

「生活」シリーズ第5弾。22年7ヶ月生活を共にした愛猫のしいちゃんが2020年11月10日に旅立ち、一人暮らしには広過ぎる部屋から引っ越しを決意した群さん。本作では家探しから、溢れる物の処分、新居での片付けなどが中心に描かれる。捨てても捨てても減らない物達。捨てているからには確実に減っているはず。だがしかし引っ越し先に送った段ボールの数はなんと130個。こりゃ大変だと思いながら、自分も不必要な物は少しずつ処分しなければいけないなと感じた。年老いての引っ越しの大変さと、終活の大事さをつくづく考えさせられる。

2022/12/23

はれひめ

昨年末に引越した私にはわかる、わかるの連続エッセイ。まるまる一巻引越しエッセイです。群さん同様、私も悩まされてたのは溜め込んだものを捨てる作業はもちろんのこと、プロのはずの仕事人たちのミステイクの多さでした。ゴミを捨てるのにも有料な時代。さぁ前期高齢者になる前にコツコツ断捨離を続けようと誓いを新たにしました。

2023/03/12

tetsubun1000mg

22歳になる愛猫が亡くなった事は以前のエッセイで読んでいたが、本作は27年間住んだマンションからサイズを小さくした物件に転居するために断捨離していく内容が中心でした。 群さんも前期高齢者の一人住まいとはいえ、本の量が半端ではないので大変苦労されたようだ。 このエッセイを読んだことをきっかけとして、自分でもモノを減らさないといけないとと感じてしまった。 傍目から見れば孤独な作業のように思えるのだが、一人暮らしのベテランの群さんには悲壮感はなくサッパリしてもっと減らそうという気持ちになるのが良いと思いました。

2023/01/25

ともこ

自分は持ち家でこの先引っ越すことはないと思うが、高齢者の部屋探しの大変さがうかがえた。いつのまにか増えてしまった物を減らさなくてならないのは同じ。衣類・本がやはり二大関門だ。読みながら、群さんの「れんげ荘」シリーズのキョウコさんがチラホラ頭をよぎる。あそこまでのミニマリストにはなれないと思うが近づきたいものだ。

2024/01/30

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