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街道をゆく〈17〉島原・天草の諸道 (朝日文庫)

街道をゆく〈17〉島原・天草の諸道 (朝日文庫)

街道をゆく〈17〉島原・天草の諸道 (朝日文庫)

作家
司馬遼太郎
出版社
朝日新聞社
発売日
1987-01-01
ISBN
9784022601872
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街道をゆく〈17〉島原・天草の諸道 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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さつき

全体を通して島原の乱に関する記述が多く、そこに至るまでの農民の困窮の凄まじさには呆然としました。島原素麺が乱後に小豆島から入植した人々から始まったとは知りませんでした。一般家庭で司馬さんが煮麺をすする場面は何だかシュール。天草にはフェリーで渡りますが、やっぱり島は良いです。多島海の風景に憧れます。小西行長と加藤清正の因縁が天草にもあったとは知りませんでした。また行ってみたい場所が増えました。

2019/02/14

レアル

島原といえば、私の中ではキリスト教との関りが強いというイメージが一番にある土地で、この巻を読んでいてもキリスト教との関りが多く書かれている。当時切支丹とは外国と通謀して国を奪う者!徳川幕府を守るための都合がいいと、松倉の悪政の為に貧しさ故の一揆を切支丹一揆として弾圧し粛清したとする島原の乱の残忍さが読んでいて心が痛む。天草でもこの島原の乱に加勢したようで、この辺りもキリスト教との関りの深さが伺える。そして鬼池の久助どんの話を読んで、思わず口ずさんだ「島原の子守歌」。歌詞の意味に気付いて納得。

2017/08/15

壮の字

街道2号線は『島原・天草の諸道』島原に身内がいるのでしばしば訪れているが、普賢岳・火砕流のイメージしかない。時間軸をさかのぼるとこんな悲惨な歴史が埋まっていたのか...関ヶ原後にやってきた大名、松倉重政とそのセガレ。彼らの苛政による貧困と陰険な弾圧。追い込まれた農民たちが「大勢が長い間かかって死ぬよりは、一度に死のう」と立ちあがった。「島原ノ乱の本質は、宗教一揆ではなかった」のだ。宗教的側面だけに焦点をあて自己正当化をはかる幕府、「対テロ」を掲げて世界中で暴れまわる某国と重ならないこともない。

2015/11/03

万葉語り

長崎、熊本旅行に持参した。島原の乱は切支丹の反乱ではなく、圧政に対する農民一揆だった。島原は長崎で、天草は熊本だけど文化的には漁業県長崎に属する。ローマには今も殉教と認められていない人たちの、棄てられた信仰にすがる気持ちが痛かった。今度行くときはもっとゆっくり色々見たいと思った。【司馬遼太郎の8月】@真夏の街道をゆく2019参加中。2019-107

2019/08/11

Tadashi_N

島原の乱は、キリスト教徒の蜂起というより圧政に立ち向かう市民運動だった。

2018/03/27

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