暗い時代の人々 (朝日文庫)
暗い時代の人々 (朝日文庫) / 感想・レビュー
ばんだねいっぺい
今の時代は、暗い時代なのだろうか? 「新しい戦前」なのだろうか?同じことを繰り返してしまうのだろうか? 先人の歩みに習いたい。
2023/09/25
どら猫さとっち
以前本書を単行本で読んだが、文庫化にあたって吉野作造を追加したので、今回はその意味で再読である。本書は、今だから読んでおきたいというのは、尚も強い。破天荒な性格の人もいるが、同調圧力に屈せず、より良い社会を望んだ彼らは、今の時代には、本当に貴重な存在だ。本書には山川菊栄が登場するが、同じ著者の「『青鞜』の冒険」も、面白いので読んでおきたい。
2023/09/16
てっちゃん
竹久夢二の意外な面や、京都の喫茶店フランソアの斎藤や立野の活動など、知らなかったことが多く、とても興味深かった。多くの人に読んでもらいたい良著。
2023/11/10
mn
後から振り返ってあれは「暗い時代」だったと気づくような気がする。「武家の女性」を書いた山川菊枝がこのような人だったとは。西村伊作や竹久夢二、知らなかったことがたくさんありました。
2023/10/28
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