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うめ婆行状記 (朝日文庫)

うめ婆行状記 (朝日文庫)

うめ婆行状記 (朝日文庫)

作家
宇江佐真理
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-10-06
ISBN
9784022648594
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うめ婆行状記 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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じいじ@只今、リハビリ中

 奥様、お母さま方も一度は思ったことが…。子育ても一段落してホッと一息。「独りで自由に暮らせたら…」と。今作は、良妻賢母の主人公うめが、武家の嫁として独り暮らしを始める話です。時にうめ48歳。夫の臨終でも(心で泣いて)涙を見せない気丈なうめ。そんな生き生きしたうめだが、或る時、夫のやさしい思い遣りの一端を知り夫を見直します。6年も子供ができなかったうめに対する親戚家族の風当たりから守っていてくれていたこと…を。孫たちからも慕われるうめ婆。人情に厚く、心が通った優しいうめ婆の奮闘記はサイコーです。

2018/04/16

ふじさん

遺作にして最後の長編。夫の死をきっかっけに自由を求めて家を出て市井の暮らしをすることになったうめ婆の奮闘記。甥の鉄平の結婚の話や梅干し付けの話がいい。癌を患って闘病生活をする中で書かれた最後の作品、うめ婆の一言一言が作家のメッセージとして強く心に残った。人の真の幸せとは何だろう?今更ながら考えされられた。何度も読んでうめ婆の生き方と語る言葉に生きる力を貰いたい。

2020/10/16

えむ女

宇江佐さんの遺作を文庫で再読。町人の娘うめが八丁堀役人の妻となり家を支え、夫が急逝したのち家を出て一人暮らしを始める。誰に気兼ねもせずにのびのび暮らしたいと主婦ならみんな憧れる生活。頼ったり頼られたり、怒ったり泣いたり笑ったりして日々を過ごしていくうめが眩しくこれからの指標になる。宇江佐さんらしい仕立てで再読でも十分楽しめた。

2017/10/24

朝顔

文庫購入を機に再読。宇江佐さんの遺言とも思える本作。未完の二文字は悲しい。しみじみと有りがたく読みました。でも‘うめ婆’が面白すぎて(笑)笑いぱなしでした。登場人物が全てが頼りないから話がまとまらない。‘うめ婆’が頑張るしかない、今日もきっと頼りにされてるんでしょうね。

2018/12/24

kei302

宇江佐さんの未完の遺作。生きているうちは楽しく、死も悪いものではないと思う。でも、310ページの《未完》の字を見つけたときは悲しかったし寂しかった。本のタイトルの“行状”記。何となく宇江佐さんらしい、しかつめらしさとユーモアと諧謔精神を感じる。

2020/01/22

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