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日本解体論 (朝日新書)

日本解体論 (朝日新書)

日本解体論 (朝日新書)

作家
白井聡
望月衣塑子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-08-19
ISBN
9784022951878
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日本解体論 (朝日新書) / 感想・レビュー

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trazom

忖度無用の両人の日本社会への批判は、誰も止められない。自民党や維新への投票は、レイシズム、排外主義、歴史修正主義への加担。それを招く国民の政治的無知。無知だということへの認識すらない絶望的状況。報道機関ではなく広報機関に成り下がったメディアの大罪。批判精神を失った学者や言論人。…。空気が読めないと非難されてもブレない自説を貫く態度は立派だと思うが、同じ考えを持つ者同士の対談は、調子に乗って悪口がエスカレートしがちになる。「技術系の人は、社会性が未熟で、社会観が乏しく、精神年齢が幼い」にはオブジェクション!

2022/10/06

rico

この10数年確かに何かの底が抜けた気がする。踏みとどまっていたラインを、さしたる抵抗もないまま驚くほど簡単に超えるのを何度も見た。時期的にはコロナ禍、元首相が凶弾に倒れた頃のものもの。この二人の対談だから議論の方向性は見えてはいる。ちょっと言い過ぎという部分もないではないけど、思い当たる節がありすぎる。1番の問題は、異を唱える者が排除される仕組みができてしまったことか。テレビ番組が某アスリートの結婚で埋め尽くされる中、粛々と決まっていくあれこれ、例えば武器輸出についての報道は少ない。これがこの国の現実。

2024/03/06

やいっち

活発な言論活動を続けているジャーナリストの望月 衣塑子。「アメリカのニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、官邸会見で望月の質問が報道室長によってしばしば妨害されたり打ち切られたりすると紹介したうえで、「会見で政治家へ鋭い質問をぶつける」という多くの国で記者が当然の仕事として行っていることが日本では当たり前ではないために、逆説的に望月が著名人になっている、と皮肉を込めて報じた」(Wikipedia参照)など、目立つだけに賛否交々なのは当然か。  

2022/11/28

こも 零細企業営業

疫病を理由に記者会見場から追い出されたんだ、、記者クラブって本当に害悪になっちゃったな、、

2023/07/18

Mc6ρ助

『今の大学生はびっくりするほど知識がないと。たとえば「憲法を変えたいと思うか、 それとも守りたいと思うか」と聞くと、大半「護憲」と答える。 「じゃあ、選挙でどの政党に投票するの?」と聞くと「自民党」と答える。自民党が改憲を目指していることも知らないし、自民党が出している憲法改正草案のことも知らない。(p67)』これを始めとして気力の萎る事ばかり、未来は彼らのもの老兵はただ消え去るのみとも思うが、若者のものを奪うのは我々ではなくアベトモだと叫びたくなる。「ウクライナ・モデル」極東版が無理そうなのが救いか?

2023/04/14

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