KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々 (朝日新書)

マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々 (朝日新書)

マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々 (朝日新書)

作家
速水由紀子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2023-06-13
ISBN
9784022952226
amazonで購入する Kindle版を購入する

「マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々 (朝日新書)」のおすすめレビュー

初対面の獣医にいきなりキスされた!? 1年半で200人とマッチングしてわかった、承認欲求の沼に陥る残念な人たち

『マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々(朝日新書)』(速水由紀子/朝日新聞出版)

 7~8年くらい前のことになるが、マッチング・アプリ(以下、アプリ)の沼にハマって、結構な数の女性に会い、うち何人かとは真剣に交際した。結婚を考えた人もいた。まあ、これも今となっては、さほど特別視される体験談でもないだろう。なんせ、結婚する人の5人に1人がアプリで知り合っている時代なのだから。速水由紀子氏の『マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々(朝日新書)』(朝日新聞出版)は、そんな時代だからこそ待ち望まれていた著作だ。

 速水氏はアプリで1年半に200人とマッチングし、多くの男性と実際に会ってみたという。いわゆるフィールドワークにあたる手法である。そうやって得た情報をベースに、速水氏は各人との悲喜こもごものエピソードを綴っていく。なお、アプリは、男女問わず未成年は登録できないし、本人確認や年齢確認のために身分証明書の提出を求められる。独身証明書を提示することも可能だ。ゆえに、安全性は高いと考えていい。少なくとも、一昔前のいわゆる「出会い系」とはまったくの別…

2023/9/4

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々 (朝日新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Twakiz

全く知らない世界でしたのでへえーそういうもんなのね?と言う感じで読了。同時に何人も異性をキープして比較したり、ふと一方的にアカウントを消して雲隠れ、のような振る舞いはゲームしてるようにしか見えないですね。。アプリで見ず知らずの人と知り合って実際に会ったり・・などは自分には絶対ムリですが、いやーしかしこういうので今の世の中皆さんお相手を探すんですか。。そうなんですか。

2024/03/25

mazda

う~ん、もはや病気だね…。

2023/09/18

makimakimasa

現在5人に1人のアプリ婚は10年以内に半数以上になると著者は断言する。確かにそうなっていく気がする。著者は年齢不詳だが中年らしく、複数の婚活アプリで出会った40~50代男性とのマッチング話がメイン。この層のパートナーシップ観には唖然とする事が多かったが(サポーターを求めてばかりで、自分は相手をどうサポートするかの発想が無い)、そもそも著者本人に結婚する気は希薄な様で、取材ありきなニュアンスが強い。だからか、色んな人々の個性的エピソードは面白いが、本気で進展せず深い恋愛トークに欠けるので、どこか物足りない。

2023/08/19

MASA123

婚活アプリの世界はすごいことになっていた! 著者が、200人!の男性と実際にコンタクトして、婚活の実態を暴き出した、渾身のルポでした。 1年半で200人、200÷18月=11人、1か月に11人と会っていた計算になる。 →関連記事 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/327308

2023/10/11

ベンアル

ららぽーとの本屋のカフェで一気読み。カフェで注文すると、本屋の本を1冊読めるとのことだったので、この本を選択した。興味はあるが家の本棚には置きたくないな、という気持ちで読んだ。実際に筆者がマッチングアプリを利用し、200人と会って書いている。ゲーム感覚で拒否されても傷つかないのが利点である。今は5人に1人がマッチングアプリで結婚するが、将来的には2人に1人がなるかもしれない。ただ、結婚詐欺、性犯罪には気をつけること。

2023/09/17

感想・レビューをもっと見る