ナゾノベル『名探偵犬コースケ (1) 消えた女神像』 (ナゾノベルシリーズ)
ナゾノベル『名探偵犬コースケ (1) 消えた女神像』 (ナゾノベルシリーズ) / 感想・レビュー
さっちゃん
運動も勉強も普通の中学一年生の桜山凱斗は、探偵だった父の死後探偵事務所を継いだ母とダックスフントのクララとコースケと暮らしている。父の死んだ日に生まれたコースケには秘密があって…。/母の探偵事務所への依頼を手伝う凱斗とコースケ。怪盗スカルとの対決や父の残した暗号など、児童書だけど大人もワクワクできる内容。途中で狩野俊介の名前が出てニヤリ。金田一耕助の名前も出て来て、若い世代をミステリ沼に引きずり込む作戦かな(笑) ミステリや本好きへの入り口にピッタリの一冊。漢字はすべてルビ付き。学校図書室にもオススメ。
2024/02/05
だるま
中学一年の主人公・桜山凱斗と飼い犬のコースケが難事件に挑むジュブナイルミステリの連作短編集。コースケは凱斗の父が死んだ日に生まれた犬で、父の魂が乗り移り、凱斗にだけコースケを通して父の言葉が分かるというファンタジーな要素も含んでいる。謎解きの方は著者らしくフェアに作られていたが、誰でも分かるトリックがある反面、子供には難しいと思える暗号(私にも解けなかった)もありで、幅広い世代の子供達に興味を持たれそう。最終話のラストが非常に暗示的で、次巻が気になってしまった。発売予定に斜線堂有紀さんの名前! 楽しみだ。
2024/02/15
ともりぶ
面白いんだけどお母さんが知ったらどう思うか…
2024/04/20
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