絵本 銀河鉄道の夜
絵本 銀河鉄道の夜 / 感想・レビュー
♪みどりpiyopiyo♪
『銀河鉄道の夜』の挿絵を楽しむ本 読み比べ。図書館で検索して何冊か借りてきました♪ ■司修(つかさ おさむ)さんのスクラッチボードによる挿絵は、具象の様でいて観念的な不思議な世界。人の顔が ガロっぽくてドキッとします。絵を縁取るのは、賢治の童話からのイメージや、賢治の描いた絵を用いた飾り枠。点数も多く 見応えありました。(2014年)
2018/09/09
mm
この本はお話を読むためではなく、司修さんの絵を見るための本いうかんじです。スクラッチボードという手法らしいのですが、絵の部分と取り囲む枠組みの部分に書かれたデザイン的なもののコンビネーションが素敵!白黒なのでお気に入りのやつは、コピって何気にしおりとかにしちゃろか…とか思っておりナス。
2016/08/15
こかげ
賢治のあの世へゆく道を描いたファンタジー。 まぶしくて目を開けていられないほどきらめく色とりどりの世界。あまく、少しだけ悲しい世界。司修さんの挿絵がモノクロなのでかえって想像力が働く。 乗客はみな明るく、おしゃべりを楽しんだり商売道具を広げたりする。 けれど生きている身で乗ってしまったジョバンニは、悲しくて仕方がない。怒ったり苛立ったりもする。生きているんだなあと感じる。悩み苦しんだ末、皆の本当の幸せだけを願うようになったジョバンニは、現世へ帰される。ジョバンニが皆の本当の幸せを祈り続けますように。
2023/02/20
吾亦紅
以前に読んで、ほぼ雰囲気のみの記憶になっていたのだが、プラネタリウムで美しい映像・音楽と共に聞いて懐かしくなり再読。どう読み取れば良いのか考えてしまう、けれど心に残る不思議な物語。
2017/01/14
おはなし会 芽ぶっく
5年生ブックトーク授業 テーマ【国語科単元 雪わたりから、宮澤賢治作品の多読と図書すいせん会に向けて】選書に向けての読み比べ。
2018/11/21
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