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あさになったのでまどをあけますよ

あさになったのでまどをあけますよ

あさになったのでまどをあけますよ

作家
荒井良二
出版社
偕成社
発売日
2011-12-02
ISBN
9784032323801
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あさになったのでまどをあけますよ / 感想・レビュー

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やすらぎ🍀

あなたの部屋の窓からはどんな世界が見えますか。大きな山のてっぺんは晴れていますか。霞んでいますか。川は今日も流れています。コンクリートの壁だったら少し悲しいけれど、外に出れば空が見えますよ。雲も見えますよ。一つひとつの雨粒を追いかけると楽しくなりますよ。いつかきっと大きな窓から大きな空と大きな海が見えるところに住んでみたいな。毎朝いろんな景色が迎えてくれたらどんなに幸せでしょう。あさになったらまどをあけますよ。春は近いのですから。新鮮な空気を取り入れて、大きく息を吸いこんで、一日が感謝からはじまるのです。

2023/03/12

とても美しい絵本だ。山の見える田舎町、車が行き交う都会、世界のいろんな場所に朝がやってくる。地球と太陽がある限り、必ず平等に訪れる朝。そこに比喩されるさまざまなことは読み手それぞれが受け取れば良いのだと思う。例えばうつ病には、朝起きてから朝陽を目にすることでセトロニンのバランスを調整するのに効果的。そしてどんな人にとっても、朝陽を浴びることは脳の活性化に繋がる。また、夜の闇のような悲しみや苦しみの中にいる人にとっても、やがて朝と同じような光は見えてくるのだと信じたい。だから今日も朝一番に僕は窓をあける。

2014/08/15

seacalf

『だからぼくはここが好き』まるで詩のようにシンプルで沁み渡る文章にグッとくる。自分の目の前にあるものすべてをあるがままに受け入れて、素直に喜ぶ。文の素晴らしさもさることながら、とにかく画がすごい。山里や大都会や辺境の土地、南国。大胆でダイナミックで色彩豊かな風景に目を奪われること間違いなし。どこかで紹介されて、ずっと読んでみたかった絵本だったが、なるほど、これは多くの人を魅了する訳だ。

2018/05/07

シナモン

図書館本。朝になって窓を開けたとき見えるいろんな風景。山の緑が広がってたり、賑やかな街並みだったり、海や川が見えたり。入り乱れる色が鮮やかでスカッとした明るい気持ちになる一冊でした。元気がでますね。

2020/02/01

gtn

海も山も木も街も変わらずそこにあるが、一日の始まりに窓を開けるからこそ、それらが生命に飛び込んでくる。

2021/01/20

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