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影の王

影の王

影の王

作家
スーザン・クーパー
小西英子
井辻朱美
出版社
偕成社
発売日
2002-03-12
ISBN
9784036315109
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影の王 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

「シェークスピアを代筆せよ!」「シェークスピアを盗め!」 「ロンドン」などシェークスピアとその周辺の人物を描いた作品が多く出版されている。「シェークスピアと同じ時代に生きていたら」という願望がどこかにあるのか。役者という繋がりとはもう一つ別の共通項、愛する人を亡くしたという思い出がナットとシェークスピアをつなぐ。二人とも誰にも言えなかった種類の悲しみを、心の深い所で理解しあえる相手に出会えた事で心を解き放たれる。その象徴がシェークスピアの最後の劇「テンペスト」のプロスペローからエアリエルへの言葉だ。

2002/06/05

ヴェルナーの日記

主人公ナットは、演劇俳優志望の男の子。彼はアメリカから、シェークスピアの「真夏の夜の夢」の妖精パック役を演じるために、ロンドンにやってくる。しかし、彼は16世紀のロンドン。シェークスピアが生きていた時代へタイムスリップしてしまう。物語を深読みし、楽しむには、少なくともシェークスピアの「真夏の夜の夢」や「ヘンリー5世」「テンペスト」「ソネット集」を読み、あと16世紀のロンドンの歴史観を知っておかれることをお勧めする。さすれば、本作の舞台裏(隠された複線)に気づかれること、間違いありませぬぞ!

2014/05/28

ワッピー

少年俳優がロンドンのグローブ座で時代を超えてシェイクスピアに邂逅する。主人公ナットの適応性は高すぎないかとか、バーベッジ親方の謎とか、魔女の伏線とかチョット疑問はありますが、束の間の輝ける魔法の日と永劫の別離・・・こういう話には弱いなぁ。

2013/01/26

timeturner

セントポール校について確認したくて再読。いやあ、やっぱり読み応えのある本だ。エリザベス朝の空気に満ちている。主人公のナットだけでなく、読んでるほうもタイムスリップしちゃうよ。

2013/11/30

taskun

アメリカの少年がシェイクスピアの時代にタイムスリップする話。結構見かける展開かな?と思ったが、最後は予想と違った感じで終わり、読後感が良かった。エリザベス朝の風俗についての描写は興味深い。特に発音の違いについて言及されているのはさすが向こうの作品か。サウスカロライナの辺りは今も古いイギリス発音が残っているというのは面白いなと思った。翻訳はあまり良くない。イギリスが舞台なので、「南無三宝」だとか「お上」「殿」とかは使わないで欲しかったな。

2012/01/06

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