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どうせ死ぬから言わせてもらおう (角川新書)

どうせ死ぬから言わせてもらおう (角川新書)

どうせ死ぬから言わせてもらおう (角川新書)

作家
池田清彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-05-10
ISBN
9784040824086
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どうせ死ぬから言わせてもらおう (角川新書) / 感想・レビュー

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ホークス

2021年刊。題名にしなくても、どうせ著者は言いたいことを言う。本書では思いつくまま世の中に文句をつけてるけど、一つ一つは正直どうでも良い。ただ「空気なんか読むな!」という一点だけは全面的に賛成。たぶん著者は死ぬまで言い続けてくれるだろう。私の場合は読めないだけだけど嬉しい。あと冒頭の「ヒトに生きる意味などはない」の言葉も気持ちいい。いや意味はある、と言っても受け売りとか刷り込みだったりする。ゼロから自問すれば良いと思う。感想にならないけど、また読まないように書いておく。

2023/05/01

テツ

共感する能力が社会で生きる上では必須であり、互いに察する在り方こそが美しく尊いみたいな妄言が以前から大嫌いだったので楽しく読めました。「みんな」で「ただしい」ことに邁進しているときにこそ個人個人は繊細に敏感にその危うさを認識しなければならないのに、そうした部分を全て無視した一丸となることへの賛美ってきもちが悪いよなあ。ぼくは死ぬほどノンポリなので戦争に向かう云々みたいなイデオロギーをベースとしたお話には全く興味がないのですが、勝手に「みんな」に組み入れられて思想を共にすることを強いられるのには反吐が出る。

2023/03/10

Iwata Kentaro

献本御礼。池田節炸裂で、読んで愉快になる人と激怒する人に二分されそうだけど、後者はそもそも読まない可能性高し。そのとおり だからよけいに 腹が立ち

2021/11/01

Asakura Arata

幻想と実在をしっかり区別して、自分の頭で考えるようにしないと、思わぬところで落とし穴にハマる。しかし、死ぬ間際にならないと幻想を幻想だと言えない世の中になったというのは悲しいことだ。

2021/05/12

お晩で、すげち

自分が何となく感じていたこと、もやもやしていたこと、変だけどそんなもんかと思っていたことを、説明してくれたり、腑に落ちたところが多数。 印象に残った文。 これを文化というのだ。日本はもはや文化国家ではないので、何を言っても詮無いか。 方針が間違っていても、すぐさま改めるというのがいかに難しいかということがよく分かる。 間違いだと分かっても改めないことを「無謬性の原則」と呼ぶ。

2022/09/06

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