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鼠、剣を磨く (角川文庫)

鼠、剣を磨く (角川文庫)

鼠、剣を磨く (角川文庫)

作家
赤川次郎
宇野 信哉
出版社
KADOKAWA
発売日
2012-12-25
ISBN
9784041006245
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鼠、剣を磨く (角川文庫) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

「鼠シリーズ」第五巻。「鼠、剣を磨く」赤川先生版の鼠小僧大名屋敷に盗みに入りますが、庶民に小判を配った描写はありませんよねぇ。人助けは大好きみたいですが。「大水に走る」は当時の洪水や治水の様子が描かれていてます。堤防についての描写が興味深いです。このシリーズ、永代橋の崩落事故や、大雨による洪水、そして被災した人々の暮らし、読んでいて辛い描写もありますが、逞しく生きる庶民の姿に救われます。虚構の世界ではありますが、力を貰えるお話でした。

2024/03/15

shiozy

同じ福岡県、同世代の赤川次郎を読むのは何十年ぶりかである。その昔、デビューして間がない頃、何かの作品を読んだ。その軽妙な文体に驚いた。こんなお気楽な文体っていったいどうしたら書けるのだ。同県人、同世代人として、「負けた」思いがして、以来読まなくなったのだ。赤川にしては珍しい時代小説「鼠」シリーズ。3冊を二日で読めてしまうお気楽さが心地いい。本格時代小説ファンからみれば、物足らないかもしれないが。

2016/05/24

まるる

次郎吉はクールでポーカーフェイスなイメージだったのに、巻を重ねるごとに人間味が増して来た様な気がします。お国や千草の存在がそうさせるんですね。早く次の巻が読みたい!

2013/12/11

σ(-。-)

一気に一巻から読んだけど、筆に時間差を感じさせないのは、さすがだなぁ。面白かった。

2013/01/19

うずら

鼠シリーズ第5段。千種先生との距離が、少しずつ近づいてきているようです。相変わらず軽快なテンポで、さらりと事件が解決していきます。それがいい所なのかもしれませんが、物語の余韻が無く、私には物足りなく感じます。赤川さんの物語って、こんなでしたっけ?

2014/02/10

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