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しっぽちゃん (角川文庫)

しっぽちゃん (角川文庫)

しっぽちゃん (角川文庫)

作家
群ようこ
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-04-25
ISBN
9784041013151
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しっぽちゃん (角川文庫) / 感想・レビュー

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5 よういち

主人公とそのペットたちの10篇の短編集。ペットを通じて人の何たるかを描こうとした作品ではない。ただ、ひたすらペットの可愛さを前面に押し出した話ばかりだ。今、ペットを飼ってる人よりも、ペットを飼いたいと思っている人たちにより共感される作品のように思う。ペットを飼ってる人は自分ちの子が一番だもんね。◆実はウチにもチワワとポメラニアンのミックス犬がいた。老衰で亡くなって早10年以上。できればもう一度犬を飼いたいと思う私と娘に、アレルギーがあるからと許さない妻の構図は、本作の『しっぽちゃんが欲しい』そのもの。

2019/02/12

chimako

群さんの書く動物の話が大好きだ。『トラちゃん』以来のファンである。「金魚のよしこちゃんの話」ですっかり虜になってしまった。これはエッセイではなく小説だけれど「ぴーちゃん」はトラちゃんに出てくる「インコのピーコちゃん」「ハムスターのハーちゃんムーちゃん」はモルモットのハム子のみたいで他人とは思えない。群さんの動物本は読んでいる間に自分が飼い主になった気分になってしまうから不思議。どの話も笑えるけど『セキセイインコのピーちゃん』は大爆笑。そう言えば夫も一番優しく話しかけるのは飼い犬のなっちゃんかも(笑)

2015/03/13

オカメルナ

犬・猫・鳥・ヤモリ・陸ガメ等々、いろいろな「しっぽちゃん」が描かれるハートフルでクスリと笑え(ガハハと笑える場面もあり)、ほっこりしてしまう短編集。ペットを飼っていなくても動物好きだったら心から楽しめる1冊。変に「お涙ちょうだい」的な話はなく、どの話も和やかな良い話ばかりだった。男の子のママだったら一度は経験するのではないかと思う、虫好きの息子との話は特に笑えた。

2014/06/24

milk tea

動物がいるだけで癒されたり、元気もらえたり、生きる活力になる。お父さんが出てくるお話では、どうも扱いがぞんざいで悲哀さえ感じられる。でもそれだけで終わらないところがまたいい。ほのぼの系。

2019/12/24

★YUKA★

なんて可愛らしい、あったかい短編集なんでしょう(*´ω`*) 帯にある『もしょもしょっとした感じを味わう幸せ』を味わいました! 優しい気持ちになれます。オススメです★

2015/11/17

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