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見えざる網 (角川文庫)

見えざる網 (角川文庫)

見えざる網 (角川文庫)

作家
伊兼源太郎
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-09-25
ISBN
9784041034590
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見えざる網 (角川文庫) / 感想・レビュー

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しんたろー

お気に入りの伊兼さんデビュー作で横溝正史ミステリー大賞受賞作…TVインタビューでSNSに否定的なコメントをした主人公が事故を装って命を狙われる…掴みは面白いし、社会の闇を見せられるような不気味なサスペンス感が強い前半~謎解きになってゆく後半は青春ドラマの要素も交えて飽きずに読了。犯人へのミスリードも悪くなく、社会的テーマも今日風で良かったが、終盤の説教臭く長い会話と少々雑に感じる収束が弱点と思えた。とは言え、文章の巧さも新人離れしているし、心情表現も整っていて、本作後に佳作を連発したのも頷ける良作だった。

2020/04/23

こういち

便利であることの裏側に潜むリスク。決して今に生まれた功罪ではなく、火を扱い始めた時、発電機を発明した時、爆弾を生み出した時、いつの時代にも「相即」する。本作品の軸となるSNS世界の発現は、これから先の世代に何を残し、どんな導きを用意するのか。作中の展開は、いろんな思いが一箇所に詰め込まれ少々読みづらいところもあるが、そこは〝カレー〟の如く、灰汁を出しながらも題材は煮込まれて行き、最終的には旨く出来上がっている。著者の次なる作品に期待したい。

2015/10/28

マサキ@灯れ松明の火

SNS=ネット=網?…網ですね…確かに網ですね…主人公、出来すぎるくらい出来すぎ…黒幕…分かりやすい黒幕…なんだか、最近の作家様達の黒幕(犯人)は…職種が同じなような気がします…気のせい…?

2015/12/09

ミム

伊兼さん初読み。最初は偶然が重なりすぎて、設定が強引だと思っていましたが、かなり読み進めてからなぞが解けてきます。それにしても現実にはありえないと思いますが、ストーリー展開は面白かったです。「社会派」というのは疑問ですが。

2018/07/08

yamakujira

会社員の凛太郎は、街頭インタビューでSNSに否定的な意見を述べた姿が放映されてから、立て続けに命を狙われる。同級生だった女性刑事とともに犯人を探し始める凛太郎に、周囲の人々を巻きこんでさらなる危機が迫る。狙われる理由がわからない恐怖がじわじわと伝わって、SNSに踊らされる衆愚の行動は現実を反映してるようで怖い。犯人が社会を憎む心情は理解できるし、その才能も賞賛したいのに、どうしてこんな余計なことをしたのだろう。友情にすがりたくなった孤独な男に、繋がることの意味と無意味を教えられる。 (★★★☆☆)

2019/11/05

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