KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男

角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男

角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男

作家
小野田 滋
高橋 団吉
大和田秀樹
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-07-19
ISBN
9784041051498
amazonで購入する Kindle版を購入する

角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 島 秀雄 新幹線をつくった男 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ふじ

伝記に現代の技術者が取り上げられる時代になりました。かっこよかった!頭の中で某NHKの番組のBGMが鳴り止みません(笑)父も鉄道技術者で、幼い頃から動く機械に魅せられた少年は、同じく鉄道技術者に。途中、いすゞの前身やデゴイチ、電車の開発にも携わる。新幹線、そしてその後JAXAへ。何かをなし得る人は、仕事も学ぶことも好きな人が多い印象。

2018/08/12

えすてい

島秀雄の伝記、特に子供向けは非常に珍しい。そして単に鉄道車両の技術者だけでなく後のいすゞ自動車につながるトラックの開発や宇宙開発事業団初代理事長としてアメリカのロケット技術で衛星を打ち上げる決断も見逃せない。しかし、メインはやはり鉄道だ。父親も翻弄されたゲージの対立、SLと空転の葛藤、動力分散方式の利点、弾丸列車計画、新幹線建設‥、島秀雄の功績は多々あるが、新幹線においては、十河信二国鉄総裁なしでは島秀雄といえども仕事ができなかった。しかし二人には責任を取っての不本意な新幹線開業。だが二人に悔いはなく。

2022/11/17

月をみるもの

島秀雄は下山総裁と同期だったのか。。。自分が設計した D51 に親友が轢かれて死んだのは、100人以上がなくなったモハ63型の事故と同じくらいショックだったのではないかと推測するが、本書では完全にスルーされている。。技術的に正しいこと出会っても政治的に通らない、、、というのは、狭軌・広軌論争に限らない。。十河さんというパートナーに出逢えた島は幸運だった。。

2019/07/04

kaharada

シャッキィーーンって感じww D51を30代で設計するってやばすぎ。 桜木町事故なんてあったんですね。自分の設計した電車で死亡事故って、技術者としては辛かったろうなあ。エンジニアと事故。どの分野でもエンジニアは事故と隣り合わせ。島さんもでかい失敗してるんだなあ。(国鉄戦後五大事故に興味湧きました。また調べてみる) 新・幹線が今まで事故ないってのが、設計者としてすごい、と思う。

2022/06/25

まるす

戦前からの鉄道→電車→新幹線の歴史がわかり面白かった。新幹線の安全神話をたどると島秀雄が過去に設計した電車の火災事故で106名もの人が亡くなったことが影響してそうな演出。また、単に速い電車でなく安全で保守しやすいことにも気付かっていたとのこと、優れた設計者・プロジェクトマネージャーだったのだろう。戦前の弾丸列車計画が用地買収などの面で新幹線の早期実現に寄与したとのこと、戦前は下関から中国大陸へたくさんの物資を送りたかったとのこと、なるほど。表紙絵はスタンド使いのようだけど中の絵はもっと落ち着いた感じ。

2024/02/12

感想・レビューをもっと見る