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フォア・フォーズの素数 (角川文庫)

フォア・フォーズの素数 (角川文庫)

フォア・フォーズの素数 (角川文庫)

作家
竹本健治
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-25
ISBN
9784041062401
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ジャンル

フォア・フォーズの素数 (角川文庫) / 感想・レビュー

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花嵐

★★★☆☆ 再読。短編集。カレーの話が読みたくなったので再読した。最初は「竹本健治先生の短編にカレーを題材にした話があったはず!読みたい!でもどれに収録されてたか忘れた!」となったが、本棚を漁って短編集を引っ張り出したところ一発で探し当てることができた。その肝心の「白の果ての扉」を読むとやはりカレーが食べたくなる。特にとびきり辛いカレーを。他にも内容を覚えている話は多かったが、「空白のかたち」「銀の砂時計が止まるまで」の悲哀は何度読んでも良かった。

2022/06/18

Eri

この短編集を楽しむためには、もっと竹本氏の作品を読んでいないといけないのかな?と感じてしまった。 表題作は数字パズルで面白い。CとかPはまだ覚えていたけれど、∑は怪しかったしlogに至っては何だったっけ?と思ってしまった。 最後の3つの作品『チェス殺人事件』『メニエル氏病』『銀の砂時計が止まるまで』が好みでした。

2022/02/28

マヌヌ2号

好みな話とよく分からんかった話が半々だった。個人的なベストは「銀の砂時計が止まるまで」。「島」でひとり暮らす少年と謎の女性との邂逅が、少年と「島」についてのある秘密を明らかにし、哀切極まりない結末へと向かっていく。終盤の虚無的なモノローグが強烈な余韻を引き起こす、傑作と言って良い短篇だった。表題作も良い。この短篇で扱われるパズルは、読者にとってもフェアでシンプルな問題なので、我々も真剣に読めば語り手の少年の悲劇を追体験できる。これが素晴らしい。「メニエル氏病」もパズラーの良作だと思う。読んで良かったです

2019/07/26

ひょろ

竹本氏の描く少年が好きだ。とてもとても純粋で、現実にはいなさそうで。

2019/03/02

Riko

図書館で借りた

2023/02/27

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