読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

バー極楽

バー極楽

バー極楽

作家
遠藤彩見
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-30
ISBN
9784041067765
amazonで購入する Kindle版を購入する

「バー極楽」のおすすめレビュー

「絶食系男子」が出会ったのは…欲望まみれの美人姉妹!? 煩悩まみれな人の悩みを異色のトリオが解決!

『バー極楽』(遠藤彩見/KADOKAWA)

 この世には誘惑が多すぎる。煩悩を捨てるだなんて困難。あらゆるものに惑わされて、悩まされるのが人間のサガだ。そんな人間の煩悩を解消し、悩みを解決していく異色のトリオを描いた作品がある。遠藤彩見氏著『バー極楽』(KADOKAWA)は、無欲の絶食系僧侶と欲深い美人姉妹のヘンテコトリオが人々の悩みを解決していく物語。

 遠藤氏といえば、「給食のおにいさん」シリーズや『キッチン・ブルー』などで知られているが、『バー極楽』も他の作品同様、食をひとつのテーマとしながらも、お寺の日常を描き出した新感覚のお仕事小説だ。本書を手にとってみると、まず、装画の美しさに目を奪われる。担当したのは、『カラーレシピ』や『やたもも』などで知られるBL界の鬼才・はらだ氏。はらだ氏は本作ではじめて文芸書の装画を担当したというが、本書のもつ食と欲にまみれた世界をあざやかに表現している。

 描かれるのは、とある町の寺・安穏寺。6年間の放蕩の果てに実家の寺に出戻った照月は、あらゆる欲を捨て「絶食系男子」に生まれ変わることを決意する。だが、修行を終…

2018/9/6

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

バー極楽 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。帯とタイトルからの予想とは何か違う(つまらなかったわけではありませんが・・・)。ゴミ屋敷の話が一番良かった。

2018/09/29

野のこ

帯から妖しさむんむんするしタイトルも怪しいけど気になったので借りてみました。いかがわしいことはなく(笑)面白かったです。寺の茶室をバーにしたフミヨとテイ子は帯の絵のイメージで読みました(笑)出戻りした寺の息子の副住職にふりかかる様々な問題を魔性の美人姉妹がさりげなくアドバイスし、仏教の言葉で解決。ただ肝心のフミヨ&テイ子が謎のままで終わったのがモヤモヤ。続編希望です。テイ子のメロンソーダかと思ったらすりおろした緑の落雁に炭酸水!は飲みたくないけどトルコのトゥルルは美味しそう。

2018/10/17

horihori

煩悩と自己顕示欲の放蕩の果て、夢破れて実家の寺に戻った照月。全ての欲を捨て絶食系男子に生まれ変わった彼の前に現れた、父からの書状を持ってやってきたフミヨ、テイ子の美人姉妹。二人は寺の茶室に「バー極楽」を開く。照月が持て余す檀家の煩悩塗れの悩みに、欲望全開の美人姉妹が一役買って解決する。照月よりも姉妹の言葉が割と悟ってた。「幸せと食べ物は同じ。複雑な味付けが必要なのは傷んでる」「悩みは問題、イライラは欲」奥が深い。絶食系で世捨て人のような照月だった、寺の未来を見据え、成長を感じる結末がナイス。

2020/10/08

よしりん

面白かったけどいろいろ無理があるというか…😓そもそもお寺の敷地内でバーなど開いていいんだろうか???結局フミヨ&テイ子姉妹の正体がわからずじまいなのがもやもやした。

2021/05/25

assam2005

登場人物の謎がほとんど解かれないまま話は終わる。続巻あり?唯一悟ったのは荒行に旅立った父が残した言葉の意味のみ。話が進むにつれ、副住職である息子・照月がどんどん欲にまみれていっているように見えるのは私だけか?今までの経験を生かして仏教に取り込むことは還俗ではなかろうか?読み手と照月の視点を重ねての事でしょうが、照月を僧侶として見るにはちょっと難しく感じました。それとも最近の僧侶はこんな感じなのでしょうか?「誰かと比較することなく、執着や欲を捨てること」が悟りだと思っていたので、ちょっと齟齬を感じました。

2019/01/06

感想・レビューをもっと見る