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骨の記憶 (角川文庫)

骨の記憶 (角川文庫)

骨の記憶 (角川文庫)

作家
楡周平
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-22
ISBN
9784041072295
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骨の記憶 (角川文庫) / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

余命いくばくもない旧家の主人弘明、生活にも困窮する中、妻の清枝は山林や土地を切り売りしながらなんとか看病を続けていた。そこに既に死んだはずの同級生、一郎の名で人骨が送られてくる。小学生の頃失踪した清枝の父の骨だと言う。そんなプロローグから始まり、物語は集団就職で東京へ出た貧しい農家の長男一郎の半生へと移る。どう冒頭の話に繋がるのか?とても面白く読めた。しかし世の中お金が全てなのか?政治家、銀行屋、ロクな人間が出てこない。額に汗して働く人はなんで報われないのだろう。人生で本当に大切なものって何なのかな?

2021/02/17

優希

面白かったです。山中の事故で人を殺めた罪悪感を抱えつつ上京し、劣悪な労働環境で絶望を味わう一郎。偶然他人の人生を生きることになりますが、持ち合わせる才能でのし上がり、バブル期に不動産で成功することで劣等感は薄れたように見えました。骨太の物語展開で、数奇な人生を生きた男に光を当てた重い物語でした。

2020/11/30

pontax

人生の影と光。だがその光も虚栄でしかないのか…。昭和を舞台に貧しい田舎で長男として生まれた一郎。偶然が重なり、他人の名を語る人生を生きる決断をする。偽りの人生には、偽りの関係しか生まれない。愛することを、愛されることを望みながらも、心は荒む。ラストは人の心に住む鬼が顔を出して、嘲笑っている…。読み応えありです!

2019/06/12

ちえちゃん

戦後の復興からの高度経済成長で農家出身貧乏少年から資産家に上り詰める物語。ただ上り詰めるだけでは無いのが面白いところ。少年時代に犯した罪を背景に、共犯の裕福な少年への劣等感と復讐心。不穏なプロローグからどう繋がるのか、そして「怖っ」と思わせるエピローグ。タイトルが骨だけに骨に染み入る物語でした。1つ気になるのが、鶏って頸をチョン切られても数歩は走れるものなの?私にとってインパクト大なひと場面。確かに鶏食べれなくなるよね。

2019/07/01

あぴこ

面白かった〜!! 読み応えあり^_^ 戦後間もない日本、貧しい農家の長男に生まれた一郎。小学生の時、事故とは言え人を殺めてしまう。その罪悪感を胸に一生を送る。 集団就職により故郷を離れてから永遠の眠りに着くまで...数奇な運命に翻弄されながら人生を力強く生き抜く!!降りかかる悲しみも苦しみもすべて自分の宿命と受け止め力強く。...愛と憎しみの結末! 『その本、そんなに面白いの?』と旦那さんに聞かれちゃいました。側から見ても...かなり熱中していたようです^_^

2019/01/21

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