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宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (1) (角川コミックス・エース)

宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (1) (角川コミックス・エース)

宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (1) (角川コミックス・エース)

作家
ピーノ
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-08-10
ISBN
9784041072769
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「宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (1) (角川コミックス・エース)」のおすすめレビュー

友人の寄ったお弁当が気になる三女、自分で何も決められない次女、クチャラー美女の長女…愛すべき不器用な人々を描く日常コメディ

『宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが』(ビーノ/KADOKAWA)

 突然だが、他人から見れば「どうでもいい」と思うことで、ひとりうじうじと悩んだことはないだろうか? 私事で恐縮だが、筆者は、30代に突入してからというもの、顔のシミやシワやたるみが気になって仕方がない。念入りなスキンケアや、動画を見ながらほうれい線を消すマッサージなどを開始すると、時間は瞬く間に過ぎ去っていく。鏡の前で自分の顔を何時間見つめようが、仕事はまったく終わらないし、顔のシミはひとつも減らない。…にもかかわらず、鏡を見てはため息をついて、新たな化粧品を買おうか逡巡する。芸能人でもあるまいし、実にまあ些末な問題で悩んでいるなあと思うのだが、鏡の前に鎮座する行為が癖になっているのである。

 ビーノさんの『宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが』(KADOKAWA)は、そんな“他者から見ればさほどでもない”と思える悩みを抱く、愛すべき不器用な人々の日常が描かれたマンガだ。登場するのは、東京都日野市に住む、個性豊かな三浦3姉妹と、その周囲にいる何かしらの難がある人々。

 例えば、…

2019/9/22

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宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (1) (角川コミックス・エース) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ソラ

個人的には女子高生の無駄づかいより好きかもしれない。自分からすると女子高生の無駄づかいはちょっと味付けが濃すぎる気がする

2019/08/12

りるぷん

女子高生の無駄づかい作者さんの新作。誰しもが1つは持ってるあまり人には言いづらいというか言わなくていいレベルの癖や思考を日常とともに描いた作品。男女共にあるあるなネタやマニアックなネタまでありハマる人はかなりハマります。ちなみに自分は三女ののと神社の榊くんのがツボで三女の洞察力わかりすぎる。日常にある気にならない人には気にならないが気になる人にはわかる!といったある種同種や同カテゴリの人を勝手に投影して楽しむやつです。個人的にはかなり良かったです。

2019/08/11

sakadonohito

女子無駄のノリで描く3姉妹の日常。長女(ボロアパート汚部屋住まいバイト)、次女(優柔不断高校生)、三女(細かいことが気になる中学生)。小笑いの連続。

2024/04/07

Mitsuru Umeda

まずカバーを開けるとパイオニア探査機の金属板の図がバーンとあって、昭和生まれのおじさんは嬉しさのあまり感涙にむせんでしまう。 装丁師GJ! 第2巻はアレシボメッセージを期待。 内容的には「女子無駄」よりも抑揚を抑えた感じ。 それぞれのネタの間の取り方と余韻が心地良い。 この作者は「何気ない日常の一部から笑いを引き出す」のが本っ当ーに上手いのだな、と思った。

2019/08/14

紫雲寺 篝

『女子高生の無駄づかい』のビーノの、3人の女子を中心にしたしょうもないけどなんだか気になる事をテーマにしたコメディ作品。TV番組ではワイプの方ばかり見てしまう三浦のの、クチャラーの三浦なな、優柔不断過ぎる三浦ねね、をはじめ、どこかにいそうだけどちょっと個性的なキャラクターが多数登場する。「エロに支配されているが周囲には悟られないようにしている」ってただのむっつりなだけなんだが……。基本的には個性的だが、3人揃うと個性がだいぶ消滅するのは少し勿体無い。3人の掛け合いは今後に期待したいところかな。※深い。

2019/08/08

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