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目を見て話せない

目を見て話せない

目を見て話せない

作家
似鳥鶏
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-10-31
ISBN
9784041084250
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「目を見て話せない」のおすすめレビュー

推理はできるけど、会話はできない…探偵界に異色のニューヒーロー誕生!?

『目を見て話せない』(似鳥鶏/KADOKAWA)

 探偵には、「自信家」というイメージがある。聞き込みから情報を聴取して、解き明かした謎を華麗に披露する…。それが探偵という存在だと思っている人は、この物語を読んだら、驚かされるに違いない。

 似鳥鶏氏の『目を見て話せない』(KADOKAWA)は、今までにないタイプの探偵が活躍する青春ミステリー作品。この物語に登場する探偵は、なんと、口下手かつ人見知り! 今時のネットスラングでいえば、「コミュ障」。人前で話したり、対面で他人と会話したりすることに対して苦手意識を持つ男子大学生が探偵となる物語なのだ。

 主人公は千葉の房総大学の新入生・藤村京。入学早々、大教室での自己紹介に失敗し、友達づくりに乗り遅れた藤村は、自らの「コミュ障」っぷりに絶望していた。一人残された彼は、大教室に、高級そうな傘の忘れ物を発見する。誰かに声をかければすぐに持ち主は判明するに違いない。しかし、他人と会話するのが苦手な藤村は、推理だけで傘の持ち主を特定しようとするのだが…。

 最初は、誰だって、「コミュニケーション下手な探偵だなんて大…

2019/10/31

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目を見て話せない / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

コミュ障な主人公のネガ全開の心の声に共感しまくり。考えに考えて結局何もせず後悔するところも理解してしまった。個性派揃いの友人達や謎解きも面白い。注釈やあとがきはいつも通り◎

2020/07/03

うどん

コミュ障...!とっても分かります。共感できる所がありすぎて困ります😭今回もとっても面白かった!途中にある解説も楽しかった。次作も期待します!

2019/12/17

さっちゃん

コミュ障大学生が探偵役の連作短編ミステリ。我が家のコミュ障女子大生に聞いてみると、コミュ障あるある満載で、あたふたしている心の声はなかなかリアルらしい(笑) あとがきも注釈もいつも通りで面白いけど、今回は本文まであとがきの雰囲気が漂っている。読んでて楽しい! 過去の話には驚きと切なさを感じたけど、これから楽しい大学生活になりそうで良かった。続編あるかな?あればいいなぁ。

2020/06/25

aquamarine

コミュ障主人公がいちいちネガティブに考えて行動に移せないところ、イラっとするんですが、実は私自身通ってきたところで、わかるんですよねぇ。一話目は傘の忘れ物が誰のものか推理するという一話。その後、小学校の同級生との再会を経て、彼は少しずつ日常の謎を解いて、idを交換するような人を作り…。解く謎はいつしか軽いものではなくなっていきますが、さらっと読めながらも彼の過去も含めてしっかりしたミステリで、登場人物がみんなキャラがたっていてとても楽しめました。そしてあとがきの強烈なこと(笑)ラングドシャ食べたい。

2020/01/26

NADIA

千葉県の国立大学法学部1年生の藤村京が探偵役を務める短編集。「目を見て話せない」というのは主人公の京が患う(?)コミュ障を表している。探偵役は変人が多いが、この作品の探偵はコミュ障であることにより取らざるを得ない行動の解説(言い訳)がかなりウザい(^^; ストーリーは大学生が遭遇するちょっとした事件の解決なので軽めだが、いちいちコミュ障について語られるのでイラッとくる(それがキモなのだが)。それでも「ああ、みんなそんな風に感じながら頑張っているんだな」と思える部分もある。やっぱり一番面白いのはあとがきだ。

2020/08/04

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