民王 (角川文庫)
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BookTokerけんごが「就活前に読んでほしい」と推薦! 池井戸潤 の『民王』を読んだほうがいい理由
TikTokで小説紹介動画をあげる「Book Toker」であり、自らは「小説紹介クリエイター」と名乗るけんごさん。紹介する小説が中高生らの間で話題になり、重版される作品が続出している。もともと池井戸潤ファンだというけんごさんに、最新刊『民王 シベリアの陰謀』の魅力を語ってもらった。
(取材・文=門倉紫麻 撮影=冨永智子)
これから世に出る人にはぜひ読んでほしい
“もし、この世から「あ」という言葉が消えてしまったら――どんなことが起きると思いますか?” こんなフレーズから始まる31秒のTikTokの動画が、30年以上も前の筒井康隆の名作『残像に口紅を』を再びベストセラーに導いた。動画を作成したのは、小説紹介クリエイターのけんごさん。 現在23歳のけんごさんが小説を読み始めたのは数年前、大学に入ってからだ。書店で「分厚さ」に惹かれ手に取った東野圭吾『白夜行』で小説のおもしろさに触れた。 約1年前から、小説を読むことのフレッシュな喜びを、TikTokで中高生を中心とした若い世代に伝え始め、就職後もその活動を続けている。 池井戸作品に出会ったの…
2021/12/7
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民王 (角川文庫) / 感想・レビュー
starbro
池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。最新作『民王 シベリアの陰謀』を読む前に、未読の旧作『民王 』を読みました。本作は、SF政治コメディですが、熱い作品でした。政治屋の総理大臣ではなく、国民を第一に考える民王を望みます。続いて『民王 シベリアの陰謀』へ。 https://kadobun.jp/special/tamiou_siberia/
2021/10/09
遥かなる想い
池井戸潤による政治小説である。 父とバカ息子が入れ替わるという設定と 首相周辺のコミカルな風景が面白い。 マスコミや国民の目を気にし過ぎて 本来の 職務を遂行できない政治家を風刺した 政治小説だった。
2024/02/03
ケイ
10年くらい前に読みかけて閉じたのだった。麻生政権の揶揄?とも思って、わざわざここまで面白おかしく書かなくてもと思ったのだが、あぁなぜあの時もう少し読もうとしなかったのだろう。細かいところまでキャラができており、伏線も回収され、極めて楽しく心地よい。政局や、政治とカネ、癒着など変わらんなと思ったが、コロナ禍を経た今となっては薬事法だけは微妙よね。面接での彼が持つ初心さが新薬についてはあるんだなあ。「ナイロビの蜂」を読んでしまったというのもある。しかし、たのしく楽しく読みました。
2024/01/24
毎日パン
設定が面白い作品でした。それでいて、池井戸さんならではの問題提起もありスラスラと読み進められました。心温まります。
2022/04/23
Junichi Yamaguchi
『次の首相は、君で決まりだ』… コメディー調な池井戸さん。 理想論の話には感動すら覚える。 たまには、ポップな池井戸さんもアリ。。
2019/12/11
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