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海の稜線 (角川文庫)

海の稜線 (角川文庫)

海の稜線 (角川文庫)

作家
黒川博行
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-10-24
ISBN
9784041085622
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海の稜線 (角川文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

なにせ大阪弁の掛け合い漫才みたいな会話が面白い。大坂府警の総長とブンちゃんの刑事が事件の解明に働く、働く。30年以上前の作品なので働き方改革もなんじゃそれって感じ。そこに、警視庁からキャリアの萩原刑事が来たものだから東西文化圏の対決が笑える。そっか、あの頃はまだ瀬戸大橋が架かってなかったんだとか、本部への連絡が赤電話でとか当時は当たり前のことでも、今思えば何と大変な作業だったんだろうと。ストーリーも二転三転しながら真相に近づく。余談ながら、昨年末に宇高連絡船も廃止になり、いよいよ昭和は遠くになりにけり。

2020/01/15

mr.lupin

黒川博行さんの著書9冊目読了。相変わらず大阪弁がテンポ良く飛び交い、今回は大阪府警のブンと総長、東京から来た新人キャリアの萩原とのお互いをこき下ろすやり取りがメッチャ面白かった。それに船体保険詐欺とか営業権の転売とか普段気にした事もない話で興味深かった。でも黒川さんってこんな警察小説を書いていたなんてそっちの方も驚いた。30年程前の作品だが色褪せ感は全く感じなく大阪弁のやり取りと一緒に楽しめた。☆☆☆☆☆

2020/02/06

kei302

疫病神シリーズで黒川作品に出会った人たちにお薦めしたい初期傑作:文芸評論家の池上冬樹氏。ブンと総長シリーズ第1弾。総長(53歳)ブン(29歳)の大阪府警捜一コンビ+キャリア警部補の3人が偽装海難事故と海運業界の利益に潜む闇を追う。東京文化圏への批判精神が時折現れる若々しい作品。 講談社刊の最初の文庫化では表紙の装幀も黒川氏自身がされている。見てみたい。

2019/11/19

くろにゃんこ

こちらもかなり前の作品。こんなに手掛かりのないところから犯人に繋げるって警察も大変・・・関西弁のぽんぽん出てくる会話がやっぱり好きです。ブンちゃんと萩原、犬猿の仲かと思いきや、仲良しじゃん(笑)

2020/06/06

はかり

今冊は黒川の初期のころの作品らしいが、稚拙な部分はなく、むしろ二転三転させる事件の解決に大阪の刑事二人に東京から来たキャリア刑事が絡むところが新しい。年齢的にも近い文田と萩原の二人が反発しあいながら皮肉を言い合うところが面白いし、東西の文化対決になっているのも愉快だ。最後は意外にも萩原の推理が的中し、事件解決に至るというのがなんとも言えない。

2020/04/08

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