ねこはい (角川文庫)
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俳優・小林聡美の愛読書は〈猫が作った俳句〉。俳句と絵がセットになるとより世界観が深まる【私の愛読書】
さまざまなジャンルで活躍する著名人たちに、お気に入りの一冊をご紹介いただく連載「私の愛読書」。この度ご登場いただくのは、自然体が素敵な個性派俳優の小林聡美さん。このほど出されたエッセイ『茶柱の立つところ』(文藝春秋)には、50代後半となった小林さんの等身大の魅力が溢れている。そんな小林さんにとっての「愛読書」は、南伸坊さんによる猫目線の俳句絵本『ねこはい(角川文庫)』(KADOKAWA)とのこと。「猫」と「俳句」という小林さんの「好きなもの」が詰まったハイブリッドな一冊にはどんな魅力があるのだろう?
「あ、これでいいんだ」って肩の力が抜ける本
――『ねこはい』には、いつ頃出会われたんですか?
小林聡美さん(以下、小林):単行本(初出は青林工藝社刊)で出た時ですね。確か俳句を始めたばかりの頃で、「俳句って難しいし、大変」って思っている時にこの本を見つけて「あ、これでいいんだ」って肩の力が抜けました。「猫が作った俳句」ってことになっているんですが、ふざけているようでよく味わうとほんとにいい句ばかり。絵もすごく愛らしくて、俳句だけだと伝わりにくい情景も絵…
2024/4/5
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ねこはい (角川文庫) / 感想・レビュー
みかん🍊
猫を詠むのでなく、猫目が俳句を作るので「ねこはい」わがはいはビールのすきなねこである、イラストが愛嬌があってひょうきんで可愛くてほのぼの癒される、「たつくりははにくっついてたべにくい」がなんか好き、季節折々の猫俳句いいです。💕
2019/12/08
榊原 香織
猫が作った俳句、という設定 ”ねこはい””ねこはいに”合本 ”ひだまりで まんぷくである ごーしちご” まあ、こんな感じか ”うすらいを なめているなり そらしらむ” これはちょっとうますぎ 秀句 イラストが味がある
2022/03/19
kei302
わがはいはビールのすきなねこである。気が合いそうだにゃ。ねこはい。ちゅうはいではない。わたしもビールがすき。表紙イラストのねこが渋い。冒頭から心をわしづかみにされる。絵もいい。今週は気ぜわしくて読書 進まず。読友さんに貸してもらった本に癒やされました。ありがとう~😀
2020/10/28
yumiha
猫が作った俳句だそうです。俳句と猫の絵を楽しめる本。でも、猫はビールの匂いが嫌いだよ。一番好きな句は、「いちめんのねこじゃらしなりわれひとり」。野原じゅうの猫じゃらし、一緒に遊ぶ猫がいたらいいなという猫の気持ちが見えるような句。笑ったのは、「せみなくなくちがこそばいやかましい」の句。絵の猫は口に蝉を咥えていた(^^♪
2021/02/12
リッツ
お借りして。絵がいい!しぶい!可愛い!と思ったら南伸坊さんでしたか~と後からww。わがはいはビールのすきなねこである『なんじゃそりゃー!笑』からはじまって『おお…なんか本格的』と思われる句も。しつこいようだけど絵と何たって色がいいなぁ~。迷うけどマイベストは「きょうのひも くれていくかな かなかなかな」見開き頁に漂う雰囲気にうっとりしました。
2020/10/21
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