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クリスマス・キャロル (角川文庫)

クリスマス・キャロル (角川文庫)

クリスマス・キャロル (角川文庫)

作家
ディケンズ
越前敏弥
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-11-21
ISBN
9784041092378
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クリスマス・キャロル (角川文庫) / 感想・レビュー

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buchipanda3

クリスマス前夜の幻想的な出来事を描いた英国物語。古典らしい寓話感もあるが、それ以上に人間味に溢れるドラマとして惹き付けられた。主人公は無慈悲で偏屈な老人として周りから疎まれるスクルージ。彼の前に突然かつての同僚の幽霊が現れる。その描写がまた怪奇めいており、一方でユーモラスさも兼ね備え妙味を感じさせる。その後も展開が矢継ぎ早に繰り広げられ、一気に読み終えた。シンプルな内容ゆえに余計に素直な歓びと慈愛の意味が伝わってくる。改めて自分というものに目を向けることの大切さも。ディケンズ作品をもっと読みたくなった。

2020/12/21

麦ちゃんの下僕

僕も子供の頃に挿絵入りの抄訳で読んだ記憶があるクリスマスストーリーの“傑作”が、あの越前敏弥さんによる新訳版で登場です!強欲で非情な老人スクルージが、精霊達に“過去”・“現在”・“未来”のクリスマスの光景を見せられることで改心していく物語ですが…印象的なのは「火」の描写ですね。金持ちなのに石炭をケチって事務所にも自宅にもほとんど火を灯していないスクルージに対し、精霊が見せる光景には貧しくても必ず火が赤く燃えていて、その周囲に家族や仲間が集っている…どちらが“幸せ”かは一目瞭然ですよね!#ニコカド2020

2020/12/25

鱒子

過去、現在、未来の精霊に導かれ不思議な旅をする、強欲ジイさん スクルージ。わたしが本書を知ったのは高校生のとき。実は映画「3人のゴースト」の方が先でした。それ以来何度か読んでいますが、毎回ティム坊やのくだりで涙……。1843年に書かれた名作が新訳でよみがえります。テンポが良く心地よい文章です。

2021/01/23

詩 音像(utaotozo)

クリスマス・イヴに読み始め、クリスマスの朝に読み終え、スクルージのように爽快な気分。越前敏弥の訳文が格調ありながらとても分かりやすく新訳決定版。過去訳群では読み難かった箇所もクリアになり特に冒頭の葬式にまつわる描写に、そういうことだったの!と、目から鱗。甥との会話もテンポ良く、5回繰り返される「ごきげんよう」も言葉選びが理想的。音読してもつかえることなくスラスラと読める。訳者あとがきの情報も、コンパクトながらツボをおさえており、特に敬体か常体かの選択、著者自らの朗読エピソードなど興味深い。朗読してみたい。

2020/12/25

風に吹かれて

今季三度目の寒波襲来。これまでで一番寒く風も強かった。ようやく寒波が過ぎるころ(富山県など大変な状況が続いているところもあるのだけど)、本書を読了。空を覆っていた雲は薄れ、雲の上の青さが空を明るませる。  読んでいて間もなく気付いたのだが、ぶつぶつ声に出してみると、気持ちがいい。描写の面白さと文章の流れが素晴らしい。➡

2021/01/11

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