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クリスマス・キャロル (角川文庫)

クリスマス・キャロル (角川文庫)

クリスマス・キャロル (角川文庫)

作家
ディケンズ
越前敏弥
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-11-21
ISBN
9784041092378
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ディケンズ『クリスマス・キャロル』あらすじ紹介。ドケチで意地悪な老人が生まれ変わるクリスマスの物語

 アメリカのクリスマスには、家族でクリスマス映画を観る習慣があり、『クリスマス・キャロル』はその中でも特に人気のある作品です。しかし、本作は小説が原作だとご存じではない方もいるのでは? そこで今回は、とても面白く心温まる内容の本作のストーリーをわかりやすく紹介します。

『クリスマス・キャロル』の作品解説 『クリスマス・キャロル』は、チャールズ・ディケンズにより1843年に発表された小説。イギリスの国民的作家である著者の代表作です。クリスマスをテーマにした小説のなかでも特に人気があり、現在に至るまで多くの人々に愛され続ける名作です。幾度となく映画化・舞台化され、絵本・コミックなど幅広い展開もしています。

『クリスマス・キャロル』の主な登場人物 スクルージ:会計事務所を営む老人。嫌われ者の守銭奴。 フレッド:スクルージの甥。嫌われ者であるスクルージをパーティに誘うなど、朗らかな性格。 クラチット:スクルージのもとで働く書記。家が貧しいうえ薄給で働かされている。 マーレイ:7年前に他界したスクルージの仕事仲間。幽霊となって、3人の幽霊の来訪を告げる。 第…

2023/3/6

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クリスマス・キャロル (角川文庫) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

僕も子供の頃に挿絵入りの抄訳で読んだ記憶があるクリスマスストーリーの“傑作”が、あの越前敏弥さんによる新訳版で登場です!強欲で非情な老人スクルージが、精霊達に“過去”・“現在”・“未来”のクリスマスの光景を見せられることで改心していく物語ですが…印象的なのは「火」の描写ですね。金持ちなのに石炭をケチって事務所にも自宅にもほとんど火を灯していないスクルージに対し、精霊が見せる光景には貧しくても必ず火が赤く燃えていて、その周囲に家族や仲間が集っている…どちらが“幸せ”かは一目瞭然ですよね!#ニコカド2020

2020/12/25

buchipanda3

クリスマス前夜の幻想的な出来事を描いた英国物語。古典らしい寓話感もあるが、それ以上に人間味に溢れるドラマとして惹き付けられた。主人公は無慈悲で偏屈な老人として周りから疎まれるスクルージ。彼の前に突然かつての同僚の幽霊が現れる。その描写がまた怪奇めいており、一方でユーモラスさも兼ね備え妙味を感じさせる。その後も展開が矢継ぎ早に繰り広げられ、一気に読み終えた。シンプルな内容ゆえに余計に素直な歓びと慈愛の意味が伝わってくる。改めて自分というものに目を向けることの大切さも。ディケンズ作品をもっと読みたくなった。

2020/12/21

もぐたん

ケチで頑固なスクルージ老人のもとに現れた霊。精霊たちが見せたのは、少年時代の希望や喜び、クリスマスの胸踊る気持ちだけではなかった。過去、現在、未来の精霊が見せる鮮やかなストーリーは、スクルージ老人の運命をも変えられるのか。自分を支えてくれる人、いつも側にいてくれる人、遠くても心を通わせてくれる人…。誰かとの繋がりを愛おしく思わせてくれる名作に、心が温かくなる。★★★☆☆

2021/12/04

鱒子

過去、現在、未来の精霊に導かれ不思議な旅をする、強欲ジイさん スクルージ。わたしが本書を知ったのは高校生のとき。実は映画「3人のゴースト」の方が先でした。それ以来何度か読んでいますが、毎回ティム坊やのくだりで涙……。1843年に書かれた名作が新訳でよみがえります。テンポが良く心地よい文章です。

2021/01/23

mihya

ストーリーは知っていたが、恥ずかしながら読んだのは初めて。時代を写す風景や雰囲気の描写がとても興味深い。大人のための童話といった感じで面白かった。この時期に読んで良かった。 Merry Christmas! 『かみさまのしゅくふくが、みんなにありますように!』

2023/12/23

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