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ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)

ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)

ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)

作家
澤村伊智
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-01-22
ISBN
9784041099568
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ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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しんたろー

待望の比嘉姉妹シリーズ新作は5つの短編集…結婚式で未来が視える話、都市伝説に関する話、神隠しされた兄が帰ってくる話、学校の怪談風の話、そして姉妹が活躍する怪奇話。 前作『などらきの首』と同様に各々のテイストが違う楽しさがある。中でも『赤い学生服の女子』は「こういう再登場の形もあるんだ」と美晴に再会できたのが嬉しかったし、そこそこ怖くて好み。表題作は「待ってました!」の琴子と真琴の活躍で『ぼぎわん』の第3章に似た妖怪退治サスペンスにワクワク…姉妹愛も良かったし、野崎も含めた三人を中心に長編をお願いしたい♬

2021/02/16

さくりや

表紙がドピンクじゃなくなっている!こっちの方がお洒落で好き笑。「鏡」なんでこんなに女の敵代表みたいな男を描くのが上手いの……!野崎はいつでもストーリーにキレを出してくれる。「〜レイコさん」ホラーミステリ。どの辺が比嘉姉妹シリーズなのか分からなかった。「鬼の〜」これ、怪現象と見せかけた人怖だと思う笑。一人称語りだからこそ、心霊か狂人か分からないっていう。「赤い学生服〜」怖いのよこの人の本は!ラスト1文で震え上がった。表題作はシリーズ本流のパニックホラーと言った感じ。個人的には怪現象の中にも論理がある方が好き

2021/01/25

のり

5話からなる短編集。表題作では「真琴」が「琴子」に一歩近づく件になっただろう。この姉妹の掛け合いは、一般的にズレてはいるが、この二人らしい間が良い。表情には出さないが「野崎」との新婚生活を心配する姉らしい一面も。他の4話もジワジワ恐怖感が迫ってくる。ラスト一行まで気が抜けない。「鬼のうみたりければ」が一番の好みだった。

2021/11/30

みっちゃん

とっぱじめの「鏡」から戦慄。これってあの「ぼぎわん」の前日譚でもあり、かつ起きずに済んだ後日談ってこと⁉️こわっ!他の話もシリーズの登場人物のその後をさりげなく織り混ぜながら、散々怖がらせて解決してほっとしたところに、ラストで恐怖のどん底に突き落とす、的な巧みな構成。怖がりながらも唸ってしまう。でもそろそろ次は長編で続きが読みたいね。待ってます!

2021/02/08

ダケちゃん

比嘉姉妹シリーズ五作目! 今回も三作目と同様に短編集! やっぱり面白い! 鏡→ぼぎわんの田原秀樹が出てくるお話。やっぱり彼が出ると胸くそ作品なる!笑 わたしの町のレイコさん→レイコさんのバックボーンの話が重い😰男子の親としてはキツイ描写ある😓 鬼のうみたりければ→物語の流れとしては一番ワクワクした!しかし現象の真相は曖昧な感じ😫 赤い学生服の少女→などらきの美晴さんエピソードに出てきた古市さん再登場!そしてラストにあの人も再登場✨ ぜんしゅの跫→琴子さんジョークの破壊力ヤバい!笑 レリゴー!笑

2021/08/20

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