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国境の雪

国境の雪

国境の雪

作家
柴田哲孝
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2013-02-01
ISBN
9784041103753
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国境の雪 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

うーん、思っていたエンディングじゃなくて残念!脱北した美しい女が持ち去った国家機密と彼女を追う北の組織。米中露の思惑や各国のエージェント。世界で起きている様々な事柄の裏には、本当にこんなことがあるのかも?長かったけれど読みごたえはありました。

2016/06/25

ミーコ

読み応え有ったし、面白かったですが長かったです! えー こんな裏の話が・・・と 恐くなりました。スケールがデカイ! しかし こんな結末になるとは思ってませんでした。最後は日本に帰って欲しかったし、幸せになって欲しかったです。残念・・・

2014/09/03

幹事検定1級

北朝鮮、中国を舞台にした壮大な作品。作品全般にわたる諸国との政治経済に関する膨大な情報は参考文献からもその勉強量はすごいものがあります。主人公の二人が志し半ばで終わってしまったことと、ある意味これまでの逃亡劇からは考えられない最後でした。(図書館本)

2016/06/09

それいゆ

脱北の話だけではなく、拉致、尖閣、竹島、ビンラディンなど現在の世界情勢のすべてがてんこ盛りで、ノンフィクションを読んでいるかのようでした。最後5ページを残すあたりで結末が見えてきて、この終わり方を受け入れたくない自分がありました。この壮大な物語は、ぜひ映画化してほしいです。北朝鮮、中国を舞台に映像化することは至難の業で、脱北者のヒロイン崔純子を演じる女優を誰にするかが最も難しいと思いますが、私の中では「レッドクリフ」のリン・チーリンのイメージで読んでいました。

2013/05/13

RIN

フィクションなのにストーリーがおまけみたいに「事実」部分の「つなぎ」が迫力ある。2010年前後、日本を巡る周辺各国の不穏な動きを基軸にエスピオナージュっぽく丹念に緻密に物語が進む。政権の不安定化によって国力が弱化した途端、ハイエナのように各国が群がり貪るのが国際社会の常識。我々が苛々したあの時期、各国が裏でこんなことやあんなことを画策していたとしたら・・・。なんだかんだ言ってやっぱり悪者はあの国かぁ^^;

2016/09/22

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