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罪の因果性

罪の因果性

罪の因果性

作家
横関大
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-25
ISBN
9784041109960
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罪の因果性 / 感想・レビュー

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starbro

横関 大は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、「読書メーター 読みたい本ランキング」第1位になるだけあって、一気読み必然の面白いミステリでした。正に「罪の因果性」です。 https://kadobun.jp/feature/readings/7d5jmi991wso.html

2021/07/24

いつでも母さん

長い時間、ずっと一点だけを見据えて生きてきた男の復讐の物語。まさかあの日、あの時の事がこの悲劇を生んだのか?この真相は犯人じゃなくても驚く。まんまと犯人のペースに巻き込まれそうなところを、オタクの星谷が佑美だけじゃなく私も引き上げてくれた。何がきっかけで怨みの種が育つのか、噂や思い込みで人生が狂ってしまうこともある。それは決して他人事じゃ無い。『今は深い海の中を泳いでいるような』佑美がいつか浮上出来ますようにと願って読了した。それにしても何とも巧いタイトルを付けたものだ。【初めてのデジタルプルーフ】

2021/06/17

ちょろこ

複雑な気持ちになる一冊。自分が応対した一本の電話。それが事件の引き金を引いてしまったのかー。という何とも心臓に悪いスタート。些細な事が事件に繋がるなんて思いもよらぬ怖さ、人の打算的な優しさ等、身近に潜む恐怖を盛り込む仕掛けで一気読みさせるミステリだった。この事件の繋がりは全くの予想外。探偵の想いもすごい。そしてこれを罪、因果性と呼ぶに値するのか…。正直、複雑な気持ちが渦巻く。やり場のない感情の置き場所、心の救いを求めるために、人間って時に無理矢理にでも因果を見出し創り出す生き物なのかも。そんな事を感じた。

2021/08/01

しいたけ

普通に暮らす普通の人が、知らずに罪を背負っていることがある。恐ろしくて、読みながら何度も自分の来た道を振りかえった。人の人生を狂わせるような罪を、私も犯しているのではなかろうか。それさえ定かではないのだから、噂や誰かの思い込みに闇を増長させる輩を責めることが私にはできない。誰でも生きているだけで、日々小さな罪を生み出している。その罪のどこまでに責任を感じなければならないのか。二度目に読むとき、この本は視点がガラッと変わるだろう。哀しい物語に変わってしまう。それでも、もう一度読み直したいと、切に思った。

2021/06/20

ゆみねこ

地下アイドル・中央線防衛軍の「ひとみん」が殺害された。その直前に市役所に「ひとみん」こと馬塲ひとみの住所を確認する不審な電話が。電話で応対した倉多佑美は意図せず男の質問に反応してしまい自責の念と周囲の視線に悩み退職。3年後、佑美の前に事件を再検証したいと言う男が現れる。まさに罪の因果性、読み応えある1冊。お薦めします!

2021/07/13

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