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ネバーブルーの伝説

ネバーブルーの伝説

ネバーブルーの伝説

作家
日向理恵子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-07-21
ISBN
9784041136355
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ネバーブルーの伝説 / 感想・レビュー

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万葉語り

戦禍で失われる本を守る写本士。印刷するすべが失われ、書物を文字を食べる虫に食われる前にそれぞれの流派が使うインクを使って写し取る。しかし、物語途中で彼らの努力が報われないことが明らかになり、ネバーブルーのインクを竜とともに探す冒険ファンタジー。面白かった。2027-33

2024/03/02

ひさか

2023年7月角川書店刊。書き下ろし。長編ファンタジー。写本士、塵禍で滅ぼされた都市や国、特別なインク、紙でできた白亜虫等のおもしろいガジェットやアイデアで構成された世界の謎が巧妙に構築されていて、登場人物たちと一緒にする冒険の旅が楽しい。ラストでは、一つの世界の救いが明らかになるが、ここに到達すると、今までの出来事が収斂されていないことに気付く。そこが少し残念。それとも、別のストーリーが用意されるのだろうか?。続きありますか?。

2023/09/26

kitten

図書館本。日向さんの図書館ファンタジー?とでもいえばいいのかな。しかし、これもまたハードな世界だ。火狩りの王がヒットしたから?似たようなダークファンタジーになったんだろうか。声を出せない写本士のコボルと、メイトロンの王女様?のイオの物語。しかし、ネーミングが謎。和風でも中華風でも、もちろん西洋風でもない。効果として、男性か女性かわかりにくい。でも別に、男性でも女性でもなんでもいいのかもしれないなぁ。しかしこの話、本当にこれで終わるとは思えないんだが。

2023/10/02

ゆう*

ネバーブルーインクで書いたものは、消えずに、いつまでも残すことが出来る。正確に伝えることが。戦争やフェイクニュースのある、今現在の物語だと思いました。

2023/10/01

希咲(きさ)

すごくおもしろかったのに、なんだかよくわからなくてすぐに2回目を読み始めました。結論、280ページ余りでおさめるにはもったいないくらいの壮大な世界観のファンタジーであることがわかった…!紙とインク、書物、後世へ書き残すこと…。本好きとしてはたまらないモチーフがたくさん! 強く印象に残ったのは、10代の若い少年少女たちの「真実を書くこと」への責任感。主人公コボルだけでなく、仲間たちみんなが写本士としての誇りを持っていたからこの終わり方になったんだなぁ

2023/08/07

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