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六法推理 (角川文庫)

六法推理 (角川文庫)

六法推理 (角川文庫)

作家
五十嵐律人
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-03-22
ISBN
9784041136706
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六法推理 (角川文庫) / 感想・レビュー

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よっち

霞山大学で法学部四年・古城行成が一人運営する無料法律相談所・通称「無法律」。自らのアパート事故物件問題で経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる連作短編ミステリ。事件解決をきっかけに無法律へと入り浸るようになり、リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動といった持ち込まれる法律問題に対して古城と解決に取り組む戸賀。法曹一家に育った法律マシーン古城の着想をヒントに、真相に迫る自称助手の戸賀がいいコンビで、ほろ苦い現実にも時折直面しながら依頼人のために考え抜いた落とし所を模索する古城の姿勢が印象的な物語でした。

2024/03/22

mayu

法学部の古城が一人でやっている無料の法律相談所、通称「無法律」あまり人も来ない大学の片隅でひっそりとやっているその場所に戸賀が相談しに来たのをきっかけに二人でさまざまな事件に立ち向かう青春リーガルミステリー。法律に詳しくても簡単に問題が解決するわけではなく、良い方向に導こうとして行った事が成功するとは限らない。葛藤する古城と洞察力や推理力に長けた戸賀が推理をぶつかり合わせる部分の二転三転が面白い。軽さのあるやりとりとは裏腹に持ち込まられる相談は中々重くてしっかりしていて読み応えのある一冊だった。

2024/03/29

大福

48冊目、読了。 短編になっていて読みやすかった。 キャラ設定が合わなかったけど 展開などは、ワクワクした。 ミステリーを読み始めるなら これからおすすめ!って言える本。

2024/03/29

ドットジェピー

面白かったです

2024/03/25

KG

タイトルから想像した展開とは違っていたけど、ストーリーが漫画的なのでスイスイ読めた。各話の調査が動き始めると結末が知りたくなって読み進めてしまう。本作は無料の法律相談をやっているゼミに持ち込まれた案件を解決する学園もの。六法推理というからには法律の知識を駆使した解決編が待っているんだろうと思っていたのだが、活かされたのはタイトル通り推理まで。解決の糸口は意外なところからもたらされる。主人公と戸賀のコンビはお互いを補い合っていると言えなくはないんだけど、法律方面のうんちくがあまり役に立っていないような。。。

2024/04/04

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