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流浪地球 (角川文庫)

流浪地球 (角川文庫)

流浪地球 (角川文庫)

作家
劉慈欣
大森望
古市 雅子
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-01-23
ISBN
9784041145579
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現代中国最大のヒット作『三体』の作者が贈る珠玉のSF!話題の映画『流転の地球 -太陽系脱出計画-』の基となった短編を「カドブン」で無料公開

 2024年3月22日(金)より、日本で公開が始まった中国のSF映画『流転の地球 -太陽系脱出計画-』。これを記念し、KADOKAWAが運営する文芸WEBマガジン「カドブン」では、3月25日(月)~4月7日(日)の期間限定で同映画の元になったSF短編「流浪地球」の“まるごと試し読み”企画を実施している。

 「流浪地球」は、中国人作家・劉慈欣(りゅう じきん/リウ・ツーシン)氏の作品。彼は“現代中国最大のヒット作”と言われる長編SFシリーズ『三体』の作者として知られる人物だ。ちなみに『三体』は、2015年に“SF界のノーベル文学賞”と言われる「ヒューゴー賞」をアジア圏の作品として初めて受賞。今年の3月21日(木)から、Netflixにて実写ドラマ版の配信がスタートしている。

 そんなSF界の大物が手掛けた『流浪地球』は、表題作である「流浪地球」をはじめ「ミクロ紀元」「呑食者」「呪い5・0」「中国太陽」「山」の全6編が収録されたSF短編集だ。

『流浪地球』(著:劉慈欣、翻訳:大森望、古市雅子)

 今回「カドブン」では、表題作の「流浪地球」を全文無料公開。…

2024/4/1

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流浪地球 (角川文庫) / 感想・レビュー

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はるを

🌟🌟🌟🌟☆。映画鑑賞後読了。原作は短編小説だけど膨らませ甲斐があるほど面白い内容。出来れば収録作全てが同じ世界設定で読みたかったくらい良かった。何故、映画はこのままのストーリーで作らなかったのか不思議で仕方ない。劉 慈欣、読みたいけどいきなり【三体】には躊躇する方にオススメ。【流浪地球】🌟🌟🌟🌟🌟。【ミクロ紀元】🌟🌟🌟☆☆。【呑食者】🌟🌟🌟☆☆。【呪い5.0】🌟🌟🌟☆☆。【中国太陽】🌟🌟🌟🌟☆。【山】🌟☆☆☆☆。

2024/05/01

よっち

太陽系に見切りをつけた人類の唯一の道は別星系への移住。連合政府は地球エンジンを構築し、地球を太陽系から脱出させる計画をを描いた表題作ほか6つの短編集。惑星探査から帰還した先駆者の宇宙飛行士が目にしたもの、地球を捕食しようとする世代宇宙船「呑食者」、歴史上もっとも成功したコンピュータ・ウイルス「呪い」、中国太陽プロジェクトに従事する二人や、単身水の山に挑むことを決意したかつての登山家など、人々がついていけないほどに発展する科学だったり、突然の破滅に巻き込まれた人々のありようをなかなか印象的に描いていました。

2024/01/22

わたなべよしお

 どれをとっても、読ませるのはさすが。「呑食者」は「白亜紀往時」の後日譚みたいな話ですね。個人的には「山」かなぁ。我々の宇宙も「●●」にはちょっと衝撃。でも面白い宇宙論、宇宙観だよな。

2024/03/22

活字スキー

表題作を含めた5篇が収録された短編集。モチのロンで『三体』は楽しみにしているのだけれど、その前に映画『流転の地球』の公開が迫っているのでとりあえず原作を読んでおく次第。いや〜……強い。劉慈欣強すぎる。最近のSFをあまり読めていない自分にとって、これほど正統派で圧倒的なSF力で真正面からブン殴られるともう降参するしかない。大森さんの訳者あとがきに加えて、明治大教授の加藤先生による解説も大変面白くありがたかった。そうか、劉慈欣作品は「空想科学小説」ではなく、中国ならではの「科学幻想小説」なのか。

2024/03/06

Kano Ts

「三体」文庫版までのつなぎのつもりが面白過ぎて、すぐに読み終わるのがもったいなく感じ、間に2冊別の本を挟んで読みました。「老神介護」より好きかな。短編だけど繋がっているような話もあって、深みも感じられる。どの話も素晴らしいんだけど、あえて好きな話を上げると、手に汗握る「呑食者」、SFで久しぶりに笑えた「呪い5.0」。アイデアからの飛躍が素晴らしい「中国太陽」「山」あたり。マヌーバ理論がよく出てきますが、この頃ハマっていたのかな?理論は知らなくても楽しめます!早く「三体」が読みたい!

2024/02/10

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