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光源氏ものがたり 上 (角川文庫)

光源氏ものがたり 上 (角川文庫)

光源氏ものがたり 上 (角川文庫)

作家
田辺聖子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-12-22
ISBN
9784041146231
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光源氏ものがたり 上 (角川文庫) / 感想・レビュー

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くるみみ

大河ドラマの影響でもやっと源氏物語に興味が湧いて良かった。多数の作家さんの著作があるけれどたまたま書店で装幀がいいなと思った本書を手にした。最初に物語が書かれた時代背景や紫式部についての文章があり、本編は田辺聖子氏からの解説というか語りの作りになっていてとても読みやすかった。女たちの描き方が予想を超えて多彩でおもしろいけれど、光源氏に好感は持てない。玉鬘への執着がもののあわれを感じるようにキモかった。でも先行きが気になるので下巻へ~

2024/03/03

うなぎ

大河ドラマの予習と美しい表紙に惹かれて購入。昔あさきゆめみしを読んだ時と心は変わらず。光源氏は読めば読むほど最低野郎だった。本当に今の私には無理。なのに、逆にヤツの強烈な最低さと中身の読みやすさと解説の丁寧さで続きが気になって読み切れた。下巻も読む予定。途中で光源氏にひきとられた玉鬘が可哀想すぎて幸せになってほしいし、光源氏と葵の上の息子の夕霧の今後が気になるから。

2024/01/20

みやび

あのながーい源氏物語を田辺聖子さんが全巻に亘り解説してくれたなんとも親切で解りやすい本書。それぞれの巻の読みどころをかいつまんで要約してあっておいしいとこどり。それでも上下巻で各500ページ近くになるのだからやっぱり源氏物語は大長編。源氏の事が好きになれなくてずっと敬遠していたけれど個性豊かな女性達はそれぞれに魅力的でおもしろい。中でも他の女性に嫉妬する紫の上が抜群に可愛らしい。一夫多妻の平安時代を現代の感覚で捉えても仕方ないと分かってはいても数多の女性と関係を持つ源氏はやっぱり好きにはなれないなぁ。

2024/03/01

ほなみ

意外と初源氏物語。今年の大河だし、何より歴史好き×文学好きとして源氏物語は読まねばならない。 よくギャルゲーと言われますが、まさにそれ。五等分の花嫁よりも、源氏物語の方が、誰推しとかで盛り上がりそう。個人的には葵の上がやはり好き。苦労してる高貴で頭のいい人大好き。女性にばかりフォーカスが当たるが、男性陣も天皇含め魅力的な人ばかり。 田辺さんの解説も良く、ただ現代語訳するだけでなく、解説を挟んでくれているので、初めて読むには最適な気がする。下巻も読み終わったらシンプルな現代語訳も読みたいところ

2024/01/15

あおい

高校時代にあさきゆめみしを読破して、大河でいろんな特集が組まれているこのうちにと購入。現代語訳だけでなく、これはこういう意味で…と解説がある形でまるでおばあちゃんが話してくれているかのように分かりやすかったです。光る君はやはり許すまじ……玉鬘幸せになって欲しい

2024/02/15

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