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馬敗れて草原あり (角川文庫)

馬敗れて草原あり (角川文庫)

馬敗れて草原あり (角川文庫)

作家
寺山修司
出版社
角川書店
発売日
1992-03
ISBN
9784041315132
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馬敗れて草原あり (角川文庫) / 感想・レビュー

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夜梨@灯れ松明の火

再読。「八頭のサラブレットが出走するならば、そこには少なくとも八編の叙事詩が内包されている」…はい。競馬は単なるギャンブルではありません。

2012/09/12

どんぐり

自分は「ロマネスク」的な側面としての競馬が好きです。だから、競馬によって世界を知りたいという、寺山修司の競馬観には共感できることが多い。特に、「競馬は人生の比喩ではなく、人生が競馬の比喩なのだ」という言葉は深すぎます。レースではなく自分が主体であるべきなのだ。そう教えてくれる。メジロボサツという馬の名前の由来が哀しい。

2015/08/18

石川

競馬が大好き、特に父内国産馬が大好きだった時期があったんですけど、サンデーサイレンス産駒と外国産馬が席巻する競馬にロマンがなくなった気がして、いつしか離れてしまいました。でも、競馬にロマンがなくなったんじゃなくて、私にロマンを感じる力がなくなっただけなんだと、この本を読んで反省しました。「競馬ファンは馬券を買わない。財布の底をはたいて「自分」を買っているのである。」など名言が多いですが、私が好きなのは「こんなインチキなレースがあるかいな。これじゃ、まるで熊沢天皇賞や!」ですw

2009/12/08

駒場

「一つのレースに八頭のサラブレッドが出走するならば、そこには少なくとも八篇の叙事詩が内包されている」「人はなぜ競馬に熱中するのか?――それには、あらゆる分析を上まわる一つの明快な解答がある。少なくとも私の場合。私は、競馬が好きなのである」 競馬新聞批評、馬の血統について、寺山の愛した馬について、競馬史上最大の八百長について、等々……。寺山独特の言語センスで語る競馬は、現代人のイメージする競馬という遊戯の垢ぬけなさというか、日々の生活に疲れた労働者のための娯楽という感じを滲ませつつ、詩的で郷愁が漂う

2016/06/17

masa

競馬が好きで読み、どれほど影響を受けたかわからない。好きなフレーズに向かって読み、何度読んでも嬉しくなるのは、まさに歌劇か。「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのだ」は昭和生まれの競馬ファンで知らぬ者がいないほどの名言。

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