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妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)

妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)

妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)

作家
小川洋子
谷口 広樹
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-09-19
ISBN
9784043410026
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妖精が舞い下りる夜 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

古書店で買ったために帯がなく、タイトルからは、てっきり小説だとばっかり思っていた。もっとも、読後の今は、ぴったりなタイトルだと思っているのだが。小川洋子という人は、生き方においても誠実で、小説に向かう姿は真摯そのものだと思う。彼女の小説作法は、本人も述べているように、最初に枠組みや構想があるのではなく、1つ1つの言葉を紡いでいくことによって、そこに立ち現れてくるものであるようだ。感受性もまた、きわめて細やかで、そして豊かだ。例えば、『想い出の歌』などを読むと、エッセイならではの面白さが伝わってくる。

2012/07/12

KAZOO

小川さんのエッセイ集です。小川さんの本は書評集やアンソロジーを中心として結構読んできていますが、エッセイは初めてではないかと思います。ご自分の作品やほかの作者の作品あるいはスポーツを鑑賞するのが趣味であったりするようです。阪神ファンであったとは思いませんでした。倉敷であるので広島かなあと思っていたのですが。軽く読めて小川さんの人となりがわかる気がします。

2015/12/07

佐島楓

小川さんのエッセイ集。デビューから芥川賞受賞までの経緯や、お子さんを出産なさったことなど、初期の小川さんの素顔を見ることができる。やはり小説を書くために生まれてきた方というのは間違いなくいらして、小川さんもその中の一人だと思う。

2015/10/24

ぶんこ

デビュー間もない頃のエッセイで、色々と私の中で描いていたイメージと違う部分を発見しました。作家の書斎だか机だかの特集で拝見した整然とした、小川さんらしい清潔な部屋を拝見していたので、整理整頓が苦手、数字に弱い等々の記述に驚きましたが、親近感が湧きました。意外なところも発見しましたが、やっぱり真面目で普通なところは変わらなくて大好き。

2017/11/14

蒼伊

最近小川さんのエッセイにはまって、古本屋で手にした一冊。初期のエッセイだそうですが、文体が優しいのは今も昔も変わらずでした。言葉のチョイスがとても好きな作家さんです。

2013/12/06

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