いい人でいる必要なんてない
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いい人でいる必要なんてない / 感想・レビュー
あっか
ナダル初エッセイ!ナダル・アンビリーバボーも水ダウドッキリも大好きです。あれだけ面白いのは、ナダルが普通は言えない、でも誰もが実は抱えている思いの代弁者でもあるからかも。クズキャラは武器、キャラ作りとのことで本書では知られざるナダルの一面が見えますが、本当にクズじゃないのか疑わしいところ含めてやっぱり面白いですwクロちゃんとかを見てても思いますが、ナダルも自分に求められている仕事をきっちりこなすし本気のクズだったらお仕事もないよなーと思うのでやっぱりプロって凄い。そして奥さんは本当に素敵な人!ただ、→
2022/03/01
gtn
研ぎ澄まされたセンスがあるわけではなく、なおかつ、笑いにストイックでもなかった著者の現在があるのは、相方西野のおかげと一応述べているが、もっと感謝していい。なお、実父母とのトークが掲載されており、「イナバ物置事件」ネタを、父が許容しているところが妙におかしい。
2023/03/04
tani4
テレビで語られる事のない胸の内を綴ったエッセイ。クズ芸人を演じる心境とお笑い界で生きる決意が描かれる。相方、西野への感謝の気持ちとお互いを思いやる信頼関係の強さが伝わる。そして大切なものを守り“笑い”に向き合う真面目な姿。その裏には彼を支える家族の愛と仲間との絆があった。本当のクズでは築けない友好関係を羨ましく思う。また、一人娘を大切に想う親心に共感する。“人の顔色を伺って生きる事”を辞めた彼の決意。本音を武器にクズを演じ大切なものを守る姿。それは、同じ悩みを抱える人々の模範になるのかもしれない。ナンテネ
2022/07/14
五十嵐文人
「信じてもらえないかもしれないが、僕はクズ芸人というキャラクターを演じている」……パブリックイメージとかけ離れたナダルの赤裸々なエッセイ。テレビを見ていると、ネタ番組で真剣にお笑いをやっていたり、結婚をしてから清廉潔白だったり、ナダルのキャラクターには違和感がある。その正体がわかる本だが、お笑いとして「良い人」であることはマイナスになってしまうこともあるため、エッセイでしか表現できない良さだった。西野の「いじって申し訳がない」いう姿勢は好感が持てたし、お笑いにストイックな粗品が褒めているのは印象深かった。
2023/01/20
so, litude
コンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルによる自叙伝。テレビや動画ではクズキャラを演じているナダルだが、その裏腹でかなり打算的な意図があると結構赤裸々に述べられていた。芸人として気丈に振る舞うナダルだが、中学時代には深刻ないじめに遭っていた経験があるという。そんな辛い過去を抱えながらも、笑いの種に変えようとする「お笑い」に人生を捧げた人間には尊敬の念を抱く。
2023/04/23
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